手渡し以外の選択肢
今日はこちらの記事を紹介します。

鳥越俊太郎氏(78)が電子マネー強制社会に怒り 「私たちは現金世代」

コラム記事になりますが、一部のジャーナリストは
現金の取り扱える場所が減ってきていることを嘆いているようです。

掲載されている内容をおおまかにまとめると
①中国はQRコード決済が浸透しているので日本でもキャッシュレスが進むかもしれない
②現金でないと(クレカや電子マネーは)お金を使いすぎてしまう気がする
③レジで店員さんに現金を渡したほうが会話があって生活が明るくなるのでは
の3点かと思います。

言いたい気持ちが分からないわけではないのですが、
その中でも①②は根拠がなかったり、主張がずれてしまっている記事で
驚いてしまったので、気になったところを指摘しておきたいと思います。


まずQRコード決済について、中国では現金の信頼度が低く
両替でさえ偽札に気をつけなければいけない状況なので
現金よりQRコード決済のほうが安心して使えるからという背景があります。
つまり「便利」というよりは「安心」のために使われているようですね。

中国は日本の3年くらい先を進んでいる、という言葉を耳にするくらい
新しいものは中国から見つけられる傾向があるようです。
そのためか、最近は日本でもQRコード決済をブームにさせようとする
動きは見えます。しかし、日本の現金はかなり信頼できますので、
中国ほど普及することはないと予想しています。

日本の場合は、安心・安全は当たり前の世界なので利便性を求めたほうがよいです。
特に交通系ICカードの利便性がとても良いので、少額決済であれば
QRコードよりもICカードで決済をする流れのほうが定着しそうです。

現金でないと使いすぎる気がする、という話はお金以前に本人の管理能力に
問題があります。自分の性格を理解して、どのような時にお金を使いすぎてしまうのか
集計して改善する習慣をつけるしか方法はありません。

自分は支出の「現金:キャッシュレス」の比率は現在2:8くらいになっています。
ここでのキャッシュレスは、口座振替、クレカ決済、電子マネー決済、QR決済など
現金を見ないものすべて指します。
ただし、日頃の生活で財布を取り出すような少額決済だけに絞ると、
「現金:キャッシュレス」の比率は6:4くらいで、まだ現金のほうが多いです。

長くなりましたが、個人的な意見としては現金もキャッシュレスも、
状況に応じて使い分けるのが一番よいやり方と思っています。
どちらか一方にこだわる必要なく臨機応変に対応したいですね。

| 雑談・日常生活::ネットからの話題 | 23:59 | コメント(0) |
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