2014,06,15, Sunday
今週末は天気がいいので、またレンタルバイクを利用して
乗ったことのないバイクを試乗してみることにしました。
ホンダNC700です。大型二輪免許の教習車ベースとなる車両です。
教習車の方は排気量が50cc増えていたり、ローダウンシートなどの
変更が加えられているようです。
速度計はデジタルメーターのみ搭載されています。
タコメーターもデジタル表示です。オドメーター見て分かる通り10000km走行車です。
NC700のフロントタイヤとディスクブレーキです。
ブレーキはシングルディスクですが、3ポットキャリパーで
制動力はしっかりあります。安心して停車できる性能がありますね。
エンジンの搭載位置を見ると、CBシリーズと比べると
かなり低い位置にマウントされるていることが分かります。
大型二輪ですが、重量は220kgで低重心なのでビッグスクーターと
取り回しは変わらず、かなり楽です。
座席前はガソリンタンクではなく、小物入れの収納スペースとなっています。
この収納スペースが意外と大きく、買い物袋の1袋分は
普通に入るので驚きました。
ガソリンタンクはタンデムシートの下に隠されています。
シートを上げると給油口が見えて、レギュラーガソリンが給油できます。
今回は、小田原、南足柄方面を走ってみてNC700の運動性能を調べてみました。
高速道路は、圏央道、東名道、小田原厚木道路を走行しています。
乗り心地も含めて、以下にまとめてみます。
■まとめ(◎、○は長所 △、×は短所)
◎低速トルク型エンジンで静か
大型二輪教習の時から思っていましたが、
2気筒エンジンで低速トルクがしっかりあります。
高速道路を走行しましたが、6速で100km/h巡航中のエンジンは
なんと3000rpmというリッターバイク並みの低回転で驚きました。
2速でフルスロットル走行をすると90km/hで
レブリミッターに達することも確認しました。速度調節できる範囲は広いですね。
○車体の取り回しが楽
CB400と比べると重くなりますが普段乗っている
シルバーウイングよりも30kg軽いため、かなり楽に取り回しができます。
車格も400ccクラスに近いため、レンタル料金も安く設定されています。
○収納スペースがある
大型二輪免許の卒業検定のときに、教官が収納スペース開いて
検定の書類を入れた光景を見て、NC700に小物いれがあること知りました。
通常MTバイクの収納スペースはほとんどありませんが
NC700では収納スペースが用意されています。
サイズとしては、原付メットインより一回り小さい感じですが
手提げ袋や買い物袋が1つ入るのは大きなメリットです。
○値段が安い
NC700シリーズの特徴ですが、400ccクラスのバイクと
同じ値段で買うことができます。シルバーウイングよりも10万円以上安く
この安さで、これだけの運動性能・快適性があることに驚きました。
コストパフォーマンスは高いバイクです。
△足付きが悪い
教習車仕様のNC750では気にならなかったのですが
市販車のNC700は足付きが悪く、軽くつま先立ちになります。
T-MAXと比べれば全然良いのですが、シグナスXと同じくらいの足付き性ですね。
教習仕様と同じくローダウンシートにすれば、この問題はまったくありません。
△エンジン高回転域でミラー振動がある
高速道路の再加速時に、エンジンの高回転域を使うと
サイドミラーが振動して、ミラーに写っている景色が見えにくくなります。
通常では振動で見えにくくなることはないのですが、ノーマルミラーで
見えにくいと感じたバイクは少ないので意外でした。
久しぶりに試乗したバイクで「×」項目のないレビューになりました。
もちろんデメリットや欠点もありますが、カスタムすることで改善できるものばかりなので
NC700は万人受けする乗り物だと思います。
大型二輪教習車に採用されたのも納得できますね。
今回試乗したNC700は2013年式ですが、レンタルバイクなのに
1年足らずでオドメーター10000kmになってましたので
レンタルのなかでも人気車種かもしれません。
初めて大型二輪に乗りたい方には、強くオススメできるバイクです。
乗ったことのないバイクを試乗してみることにしました。
ホンダNC700です。大型二輪免許の教習車ベースとなる車両です。
教習車の方は排気量が50cc増えていたり、ローダウンシートなどの
変更が加えられているようです。
速度計はデジタルメーターのみ搭載されています。
タコメーターもデジタル表示です。オドメーター見て分かる通り10000km走行車です。
NC700のフロントタイヤとディスクブレーキです。
ブレーキはシングルディスクですが、3ポットキャリパーで
制動力はしっかりあります。安心して停車できる性能がありますね。
エンジンの搭載位置を見ると、CBシリーズと比べると
かなり低い位置にマウントされるていることが分かります。
大型二輪ですが、重量は220kgで低重心なのでビッグスクーターと
取り回しは変わらず、かなり楽です。
座席前はガソリンタンクではなく、小物入れの収納スペースとなっています。
この収納スペースが意外と大きく、買い物袋の1袋分は
普通に入るので驚きました。
ガソリンタンクはタンデムシートの下に隠されています。
シートを上げると給油口が見えて、レギュラーガソリンが給油できます。
今回は、小田原、南足柄方面を走ってみてNC700の運動性能を調べてみました。
高速道路は、圏央道、東名道、小田原厚木道路を走行しています。
乗り心地も含めて、以下にまとめてみます。
■まとめ(◎、○は長所 △、×は短所)
◎低速トルク型エンジンで静か
大型二輪教習の時から思っていましたが、
2気筒エンジンで低速トルクがしっかりあります。
高速道路を走行しましたが、6速で100km/h巡航中のエンジンは
なんと3000rpmというリッターバイク並みの低回転で驚きました。
2速でフルスロットル走行をすると90km/hで
レブリミッターに達することも確認しました。速度調節できる範囲は広いですね。
○車体の取り回しが楽
CB400と比べると重くなりますが普段乗っている
シルバーウイングよりも30kg軽いため、かなり楽に取り回しができます。
車格も400ccクラスに近いため、レンタル料金も安く設定されています。
○収納スペースがある
大型二輪免許の卒業検定のときに、教官が収納スペース開いて
検定の書類を入れた光景を見て、NC700に小物いれがあること知りました。
通常MTバイクの収納スペースはほとんどありませんが
NC700では収納スペースが用意されています。
サイズとしては、原付メットインより一回り小さい感じですが
手提げ袋や買い物袋が1つ入るのは大きなメリットです。
○値段が安い
NC700シリーズの特徴ですが、400ccクラスのバイクと
同じ値段で買うことができます。シルバーウイングよりも10万円以上安く
この安さで、これだけの運動性能・快適性があることに驚きました。
コストパフォーマンスは高いバイクです。
△足付きが悪い
教習車仕様のNC750では気にならなかったのですが
市販車のNC700は足付きが悪く、軽くつま先立ちになります。
T-MAXと比べれば全然良いのですが、シグナスXと同じくらいの足付き性ですね。
教習仕様と同じくローダウンシートにすれば、この問題はまったくありません。
△エンジン高回転域でミラー振動がある
高速道路の再加速時に、エンジンの高回転域を使うと
サイドミラーが振動して、ミラーに写っている景色が見えにくくなります。
通常では振動で見えにくくなることはないのですが、ノーマルミラーで
見えにくいと感じたバイクは少ないので意外でした。
久しぶりに試乗したバイクで「×」項目のないレビューになりました。
もちろんデメリットや欠点もありますが、カスタムすることで改善できるものばかりなので
NC700は万人受けする乗り物だと思います。
大型二輪教習車に採用されたのも納得できますね。
今回試乗したNC700は2013年式ですが、レンタルバイクなのに
1年足らずでオドメーター10000kmになってましたので
レンタルのなかでも人気車種かもしれません。
初めて大型二輪に乗りたい方には、強くオススメできるバイクです。
| 車/バイク関係::試乗レビュー | 23:59 | コメント(1) |