2014,10,05, Sunday
昨日の土曜日は天気が良かったので、レンタルバイクで試乗してみました。
今回はヤマハの大型ツアラー「FJR1300A」を借りてみました。
いままで530ccや700ccのバイクを試乗してましたが、初のリッターバイクです!
FJR1300は昔からラインナップにあるバイクですが、もともと日本向けでは
販売されず海外向けに開発・販売していた車種になります。
このバイクの用途は、ヨーロッパで3000kmを超える長距離ツーリングや
アウトバーンなどの高速道路で200km/h巡航できるバイクとして開発されています。
長距離ツーリングのための豪華装備がいろいろと搭載されています。
FJR1300は逆車しか存在しなかったのですが
2014年から国内仕様車が登場して、逆車より値段が安くなりました。
フロントはスクーターでよく見かける猫目ライトですが
ハイビーム・ロービームで常に2灯とも点灯するタイプです。
夜間の走行も安心できますね。
メーター周りはデジタルの速度計とアナログのタコメーターが付いています。
タコメーターの針が真下を指しているので、大型バイクらしいデザインですね。
MT車のバイクは、ほとんどがチェーン駆動で後輪が回転する仕組みになっています。
このFJR1300はシャフトドライブ駆動になっていて、チェーンはありません。
定期的にオイル交換のみで、チェーンのようなメンテナンスは不要です。
洗車の手間がスクーターと変わらないのが素晴らしいですね。
フロントライトに埋め込むような形でポジションランプが付いています。
ポジションランプとウインカーは、ノーマルでLEDが採用されていて
かなりシャープな表情になるようにまとめられています。
※リアのウインカーやストップランプはLEDではありません
ハンドル右下付近には、小物入れが用意されています。
キーONのときだけ、フタを開けることができるようになっています。
1Lのスペースしかないため、飲み物や長財布は入らないのですが
内部にはシガーソケット電源があり、携帯やカメラの充電スペースとして使えます。
今回は、いつも通りの試乗ルートを走ってみました。
国道413号線と、東富士五湖道路、中央道、圏央道を走行しています。
■まとめ(◎、◯は長所 △、×は短所)
◎リッターバイク1300ccの素晴らしいエンジン出力
トップクラスの排気量なので、アイドリングのエンジンサウンドも迫力があります。
400ccクラスと違うのは、低回転でもトルクがあり山道を走るときでも
頻繁にギアチェンジする必要がありません。
トルクバンドを使うと140馬力近くになるため飛行機の離陸よりも加速力があります。
◎電動スクリーンで風防性能を変更できる
長距離ツーリングに特化したバイクなので、フロントのスクリーンは
ボタン操作で、車のパワーウインドウみたいに電動で動きます。
一番下にセッティングすると風を感じながら景色がきれいに見えますし
一番上にするとシルバーウイングと全く同じ風防性能になります。
○クルーズコントロールでスロットルから手を離しても100km/h巡航できる
シルバーウイングで1日500km以上を走った時に感じていたのですが
スロットルを回している右手が疲れてきます。
疲れた時はスロットルを手の甲で押し付けて
指を休めながら走っているのですが、FJR1300ではクルコンがついています。
50km/h~100km/hの範囲で、スロットルに触らなくても速度を
維持することができます。坂道でも速度を維持するので素晴らしいですね。
○センタースタンドが楽にかけられる
300kg近く重さのあるバイクですが、後輪よりも前輪が重いバイクなので
センタースタンドは楽にかけることができます。
後輪の重いシルバーウイングの半分くらいの力で済みます。
○走行モードが2つあり、アクセルワークは自由度がある
FJRにはTモード(ツーリングモード)、Sモード(スポーツモード)の
2種類走行モードがあります。電子制御スロットルなので
Tモードだと400ccクラスの加速力、Sモードだと1300ccクラスの加速力
という感じに、運転を切り替えることができます。
○航続距離400km以上の大容量ガソリンタンク
シルバーウイングのガソリンタンクは16Lあって300kmは必ず走れるのですが
FJR1300は25Lのタンクがあり、必ず400kmは走れる設計になっています。
自動車と変わらない航続距離です。
○燃費が良い
リッターバイクだと12~15km/L前後の燃費で車と同じに思われがちですが
FJR1300は渋滞がなければ20km/Lと、400ccクラスに引けをとらない燃費をマークします。
燃費を意識して走ると、シルバーウイングと同じ25km/Lを達成できるようです。
△値段が高い
リッターバイクなので100万円を超え、自動車と同じくらいの値段になります。
それでも、大型ツアラーの中では値段の安い方なので
コストパフォーマンスは良いほうかもしれません。
△重量が300kg近くあり重い
シャフトドライブや大容量タンクを搭載していることで、リッターバイクの中では
最重量クラスとも言える300kg近くの重さがあります。
250kgのシルバーウイングよりも重さは感じますが、取り回しは同じくらいですね。
×足付き性が悪い
長距離ツーリングのためにシートが幅広くなっているため
T-MAXと同じくらい足付き性が悪いです。
シートの高さは変更できるのですが、一番下にしてもつま先立ちです。
サスペンションの調整や、ふともも付近のシートだけアンコ抜きすると言った
足付き性改善のセッティングが必要です。
×エンジンからの熱風が非常に熱い
1300ccという大排気量のせいか、足元からはエンジンの熱風がかなりあります。
例えると、2台のドライヤーで左右の足に熱風が吹き付けている感じに近いです。
夏場でも走っていれば問題ないですが、なるべく信号や渋滞の停車は避けたくなります。
初のリッターバイクでしたが、今までのバイクにはない便利な機能満載で
「重さ」と「足付きの悪さ」さえクリアすれば、FJR1300は
大型二輪の初心者でも乗れるバイクであることが分かりました。
以前からブログでは、いま持っているシルバーウイングを来年買い換え
大型二輪にする計画がある話をしたと思います。
ネタバレをすると、実はFJR1300が買い替え先の第一候補の車種だったりします。
まとめで記載した欠点(×マークの2点)について対策をすれば、
FJR1300はシルバーウイングの長所を踏襲した、次期バイクにピッタリです。
また、このFJR1300は2014年から白バイでも採用されているようです。
国内仕様車が登場したことで、今後も注目される車種になりそうですね。
今回はヤマハの大型ツアラー「FJR1300A」を借りてみました。
いままで530ccや700ccのバイクを試乗してましたが、初のリッターバイクです!
FJR1300は昔からラインナップにあるバイクですが、もともと日本向けでは
販売されず海外向けに開発・販売していた車種になります。
このバイクの用途は、ヨーロッパで3000kmを超える長距離ツーリングや
アウトバーンなどの高速道路で200km/h巡航できるバイクとして開発されています。
長距離ツーリングのための豪華装備がいろいろと搭載されています。
FJR1300は逆車しか存在しなかったのですが
2014年から国内仕様車が登場して、逆車より値段が安くなりました。
フロントはスクーターでよく見かける猫目ライトですが
ハイビーム・ロービームで常に2灯とも点灯するタイプです。
夜間の走行も安心できますね。
メーター周りはデジタルの速度計とアナログのタコメーターが付いています。
タコメーターの針が真下を指しているので、大型バイクらしいデザインですね。
MT車のバイクは、ほとんどがチェーン駆動で後輪が回転する仕組みになっています。
このFJR1300はシャフトドライブ駆動になっていて、チェーンはありません。
定期的にオイル交換のみで、チェーンのようなメンテナンスは不要です。
洗車の手間がスクーターと変わらないのが素晴らしいですね。
フロントライトに埋め込むような形でポジションランプが付いています。
ポジションランプとウインカーは、ノーマルでLEDが採用されていて
かなりシャープな表情になるようにまとめられています。
※リアのウインカーやストップランプはLEDではありません
ハンドル右下付近には、小物入れが用意されています。
キーONのときだけ、フタを開けることができるようになっています。
1Lのスペースしかないため、飲み物や長財布は入らないのですが
内部にはシガーソケット電源があり、携帯やカメラの充電スペースとして使えます。
今回は、いつも通りの試乗ルートを走ってみました。
国道413号線と、東富士五湖道路、中央道、圏央道を走行しています。
■まとめ(◎、◯は長所 △、×は短所)
◎リッターバイク1300ccの素晴らしいエンジン出力
トップクラスの排気量なので、アイドリングのエンジンサウンドも迫力があります。
400ccクラスと違うのは、低回転でもトルクがあり山道を走るときでも
頻繁にギアチェンジする必要がありません。
トルクバンドを使うと140馬力近くになるため飛行機の離陸よりも加速力があります。
◎電動スクリーンで風防性能を変更できる
長距離ツーリングに特化したバイクなので、フロントのスクリーンは
ボタン操作で、車のパワーウインドウみたいに電動で動きます。
一番下にセッティングすると風を感じながら景色がきれいに見えますし
一番上にするとシルバーウイングと全く同じ風防性能になります。
○クルーズコントロールでスロットルから手を離しても100km/h巡航できる
シルバーウイングで1日500km以上を走った時に感じていたのですが
スロットルを回している右手が疲れてきます。
疲れた時はスロットルを手の甲で押し付けて
指を休めながら走っているのですが、FJR1300ではクルコンがついています。
50km/h~100km/hの範囲で、スロットルに触らなくても速度を
維持することができます。坂道でも速度を維持するので素晴らしいですね。
○センタースタンドが楽にかけられる
300kg近く重さのあるバイクですが、後輪よりも前輪が重いバイクなので
センタースタンドは楽にかけることができます。
後輪の重いシルバーウイングの半分くらいの力で済みます。
○走行モードが2つあり、アクセルワークは自由度がある
FJRにはTモード(ツーリングモード)、Sモード(スポーツモード)の
2種類走行モードがあります。電子制御スロットルなので
Tモードだと400ccクラスの加速力、Sモードだと1300ccクラスの加速力
という感じに、運転を切り替えることができます。
○航続距離400km以上の大容量ガソリンタンク
シルバーウイングのガソリンタンクは16Lあって300kmは必ず走れるのですが
FJR1300は25Lのタンクがあり、必ず400kmは走れる設計になっています。
自動車と変わらない航続距離です。
○燃費が良い
リッターバイクだと12~15km/L前後の燃費で車と同じに思われがちですが
FJR1300は渋滞がなければ20km/Lと、400ccクラスに引けをとらない燃費をマークします。
燃費を意識して走ると、シルバーウイングと同じ25km/Lを達成できるようです。
△値段が高い
リッターバイクなので100万円を超え、自動車と同じくらいの値段になります。
それでも、大型ツアラーの中では値段の安い方なので
コストパフォーマンスは良いほうかもしれません。
△重量が300kg近くあり重い
シャフトドライブや大容量タンクを搭載していることで、リッターバイクの中では
最重量クラスとも言える300kg近くの重さがあります。
250kgのシルバーウイングよりも重さは感じますが、取り回しは同じくらいですね。
×足付き性が悪い
長距離ツーリングのためにシートが幅広くなっているため
T-MAXと同じくらい足付き性が悪いです。
シートの高さは変更できるのですが、一番下にしてもつま先立ちです。
サスペンションの調整や、ふともも付近のシートだけアンコ抜きすると言った
足付き性改善のセッティングが必要です。
×エンジンからの熱風が非常に熱い
1300ccという大排気量のせいか、足元からはエンジンの熱風がかなりあります。
例えると、2台のドライヤーで左右の足に熱風が吹き付けている感じに近いです。
夏場でも走っていれば問題ないですが、なるべく信号や渋滞の停車は避けたくなります。
初のリッターバイクでしたが、今までのバイクにはない便利な機能満載で
「重さ」と「足付きの悪さ」さえクリアすれば、FJR1300は
大型二輪の初心者でも乗れるバイクであることが分かりました。
以前からブログでは、いま持っているシルバーウイングを来年買い換え
大型二輪にする計画がある話をしたと思います。
ネタバレをすると、実はFJR1300が買い替え先の第一候補の車種だったりします。
まとめで記載した欠点(×マークの2点)について対策をすれば、
FJR1300はシルバーウイングの長所を踏襲した、次期バイクにピッタリです。
また、このFJR1300は2014年から白バイでも採用されているようです。
国内仕様車が登場したことで、今後も注目される車種になりそうですね。
| 車/バイク関係::試乗レビュー | 14:03 | コメント(0) |
2014,09,17, Wednesday
先月シルバーウイングを車検に出した時に代車を1週間使っていました。
代車はいくつか250ccクラスで選べたのですが
アメリカンが1台あるらしいので、それを借りてみることにしました。
レンタルバイクではないですが、無料で試乗できるチャンスなので
試乗レポートにしてみたいと思います。
代車で用意してもらったバイクは
HYOSUNG(ヒョースン)のGV250という車種になります。
はじめて聞いたメーカーなのですが、SAMSUNGと発音が似ているので
調べてみると韓国のメーカーということが分かりました。
私個人的には、あまり中国・韓国メーカーに良いイメージがないので
お金を払ってレンタルバイクを使う候補からは外れてしまいます。
今回みたいに代車という形で無料で利用できる機会に試乗するのが一番ですね。
GV250は250ccクラスのMT車でアメリカンに分類されるバイクです。
エンジンの冷却方法が油冷となっているのが珍しい点ですね。
冷却能力は空冷よりは良く、水冷ほど重量が重くならないようです。
アメリカンにしては珍しく、アナログの二連メーターとなっています。
速度表示は「キロメートル表示」と「マイル表示」が両方
刻まれているので速度の単位が違う外国でも走れる仕様ですね。
ガソリンタンクが大きくて14Lのタンク容量があります。
エンジンの重心が低いこともあり、ガソリン満タンでも
取り回しは重くなく、街乗りには適していますね。
■まとめ(◎、◯は長所 △、×は短所)
◎長時間の運転がしやすい座席
大型二輪教習で乗ったハーレーXL883でも感じたのですが
着座位置が良く、自然な状態で座れます。
MT車にしてはシートがかなり広くなっているので
長時間乗っていても腰が痛くなることはありません。
◯取り回しは軽い
車体重量が176kgなので、250ccにしてはやや重い方になりますが
重心が低いため250ccビッグスクーターと同じくらいの
感覚で楽に取り回しはできます。
◯V型2気筒エンジンの低回転の良さ
V型2気筒なので、独特の鼓動感があります。
低速回転のドコドコした感じは、アメリカンの
バイクに乗っている雰囲気があっていいですね。
◯キー操作が快適
日本のバイクとキー操作は同じですが
ハンドルロックは日本車よりもキー操作がしやすいです。
△ブレーキが弱い
ディスクブレーキではないため、ブレーキ性能があまり良くありません。
乗り方としては、エンジンブレーキも活用しながら
余裕をもった運転が求められます。
△燃費は今ひとつ
満タン法で燃費を計算してみると25km/Lとなりました。
400cc水冷2気筒エンジンのシルバーウイングと
同じ燃費であり、単気筒と比べると良い数字ではありません。
ただしガソリンタンクが大きいので航続距離は長いですね。
×高回転型エンジンで車体の特徴とミスマッチ
控えめな排気量なので仕方ないのですが
高回転型エンジンが搭載されているため
登坂や加速時は6000rpm以上回す必要があります。
低速回転はV型エンジンの鼓動が楽しめるのですが
実用面では高回転域を使うことが多いため
V型エンジンの音が、耕運機のような音になってしまい
せっかくの雰囲気が台無しになってしまいます。
このような感じで、腰が痛くならないのと
鍵の操作がやりやすい以外は、改良が求められる点が多々ありました。
代車として1週間借りたのですが、初日でGV250は飽きてしまいました。
やはりアメリカンは400cc以上の排気量が必須ですね。
「250ccのバイク」としてなら乗れますが、
「アメリカン」として乗るなら、低速回転で
走れるパワーがないと運転しても楽しくないと思います。
バイクのキャラクターにあわないエンジンが不釣り合いに見えたので
代車に乗ったあとから調べてみると・・・ヒョースンは過去に
スズキと業務提携してバイクを製造していたこともあるようです。
しかし一方的に提携を切り、バイク製造を続けているため
実質的に、日本の技術を盗んでそのまま自社技術と
称して採用しているようです。
確かにモノ造りは模倣から始まるので、似たものを開発すること
自体は悪くないのですが、業務提携で手に入れた技術を
独自技術と言い張ることについては感心しませんね。
技術を吸収しても「良いものに改良していく」のではなく
「安く作っていく」方針であることが垣間見えます。
バイクは趣味性の高い乗り物なので、独自性がないと
魅力のない車種になってしまいます。
残念ながらGV250は、これの悪いお手本とも言える車両に感じました。
1日で飽きてしまった原因はこれですね・・・。
メリットとして新車価格が安いので、何か他のバイクに
乗り換えるまでのつなぎとして乗るには良いかもしれません。
メインバイクとしては利用価値は低いですね。
ヒョースンのように値段で勝負するなら250ccではなく、
50ccや125ccなどの維持費がかからない原付クラスだと
まだ日本で頑張れる余地はあるかもしれません。
チョイノリに勝る製品に期待します。
代車はいくつか250ccクラスで選べたのですが
アメリカンが1台あるらしいので、それを借りてみることにしました。
レンタルバイクではないですが、無料で試乗できるチャンスなので
試乗レポートにしてみたいと思います。
代車で用意してもらったバイクは
HYOSUNG(ヒョースン)のGV250という車種になります。
はじめて聞いたメーカーなのですが、SAMSUNGと発音が似ているので
調べてみると韓国のメーカーということが分かりました。
私個人的には、あまり中国・韓国メーカーに良いイメージがないので
お金を払ってレンタルバイクを使う候補からは外れてしまいます。
今回みたいに代車という形で無料で利用できる機会に試乗するのが一番ですね。
GV250は250ccクラスのMT車でアメリカンに分類されるバイクです。
エンジンの冷却方法が油冷となっているのが珍しい点ですね。
冷却能力は空冷よりは良く、水冷ほど重量が重くならないようです。
アメリカンにしては珍しく、アナログの二連メーターとなっています。
速度表示は「キロメートル表示」と「マイル表示」が両方
刻まれているので速度の単位が違う外国でも走れる仕様ですね。
ガソリンタンクが大きくて14Lのタンク容量があります。
エンジンの重心が低いこともあり、ガソリン満タンでも
取り回しは重くなく、街乗りには適していますね。
■まとめ(◎、◯は長所 △、×は短所)
◎長時間の運転がしやすい座席
大型二輪教習で乗ったハーレーXL883でも感じたのですが
着座位置が良く、自然な状態で座れます。
MT車にしてはシートがかなり広くなっているので
長時間乗っていても腰が痛くなることはありません。
◯取り回しは軽い
車体重量が176kgなので、250ccにしてはやや重い方になりますが
重心が低いため250ccビッグスクーターと同じくらいの
感覚で楽に取り回しはできます。
◯V型2気筒エンジンの低回転の良さ
V型2気筒なので、独特の鼓動感があります。
低速回転のドコドコした感じは、アメリカンの
バイクに乗っている雰囲気があっていいですね。
◯キー操作が快適
日本のバイクとキー操作は同じですが
ハンドルロックは日本車よりもキー操作がしやすいです。
△ブレーキが弱い
ディスクブレーキではないため、ブレーキ性能があまり良くありません。
乗り方としては、エンジンブレーキも活用しながら
余裕をもった運転が求められます。
△燃費は今ひとつ
満タン法で燃費を計算してみると25km/Lとなりました。
400cc水冷2気筒エンジンのシルバーウイングと
同じ燃費であり、単気筒と比べると良い数字ではありません。
ただしガソリンタンクが大きいので航続距離は長いですね。
×高回転型エンジンで車体の特徴とミスマッチ
控えめな排気量なので仕方ないのですが
高回転型エンジンが搭載されているため
登坂や加速時は6000rpm以上回す必要があります。
低速回転はV型エンジンの鼓動が楽しめるのですが
実用面では高回転域を使うことが多いため
V型エンジンの音が、耕運機のような音になってしまい
せっかくの雰囲気が台無しになってしまいます。
このような感じで、腰が痛くならないのと
鍵の操作がやりやすい以外は、改良が求められる点が多々ありました。
代車として1週間借りたのですが、初日でGV250は飽きてしまいました。
やはりアメリカンは400cc以上の排気量が必須ですね。
「250ccのバイク」としてなら乗れますが、
「アメリカン」として乗るなら、低速回転で
走れるパワーがないと運転しても楽しくないと思います。
バイクのキャラクターにあわないエンジンが不釣り合いに見えたので
代車に乗ったあとから調べてみると・・・ヒョースンは過去に
スズキと業務提携してバイクを製造していたこともあるようです。
しかし一方的に提携を切り、バイク製造を続けているため
実質的に、日本の技術を盗んでそのまま自社技術と
称して採用しているようです。
確かにモノ造りは模倣から始まるので、似たものを開発すること
自体は悪くないのですが、業務提携で手に入れた技術を
独自技術と言い張ることについては感心しませんね。
技術を吸収しても「良いものに改良していく」のではなく
「安く作っていく」方針であることが垣間見えます。
バイクは趣味性の高い乗り物なので、独自性がないと
魅力のない車種になってしまいます。
残念ながらGV250は、これの悪いお手本とも言える車両に感じました。
1日で飽きてしまった原因はこれですね・・・。
メリットとして新車価格が安いので、何か他のバイクに
乗り換えるまでのつなぎとして乗るには良いかもしれません。
メインバイクとしては利用価値は低いですね。
ヒョースンのように値段で勝負するなら250ccではなく、
50ccや125ccなどの維持費がかからない原付クラスだと
まだ日本で頑張れる余地はあるかもしれません。
チョイノリに勝る製品に期待します。
| 車/バイク関係::試乗レビュー | 16:08 | コメント(1) |
2014,08,29, Friday
まだ一般道では見かける機会は少ないかもしれませんが
ヤマハがユニークなスクーターを開発しました。
トリシティという3輪バイクです。125ccという排気量ですが
前輪が2輪あるタイプなので、小型自動二輪免許が必要です。
日本では9月発売予定なのですが、すでにタイ仕様の
逆輸入車は流通していてレンタルバイクでも借りれる状態です。
トリシティについては以前から興味があったので
発売前に逆車をレンタルして、一足先に試乗してみることにしました。
タイ仕様なので、注意書きがタイ語で書かれていて解読不能です・・・。
【おことわり】
国内版トリシティではインターネットで活動をしている方に
試乗モニターを募集しているようですが、
このブログ記事はヤマハの試乗モニターとは一切関係ありません。
ステマ(?)とは関係ないため、個人による主観で記事を掲載していきます。
※本記事はタイ仕様トリシティの記述です。
※9月発売の国内仕様とは異なる場合がありますのでご注意ください。
トリシティをレンタルしてきました。ボディカラーは赤色です。
赤色のスクーターもなかなかいいですね。
前輪が2輪あるので、かなりボリューム感はあります。
私の持っているシグナスと並べてみましたが雰囲気が全然違いますね。
トリシティをレンタルしてから、国道413号線の道志みちを走ったのですが
まだ国内で販売されてないこともあり、私以外にトリシティは見かけませんでした。
道志みちはバイクがたくさん走っていますので
ピースサインをしてくれるライダーもいます・・・が、
前輪2輪のトリシティを見慣れていないせいか
大半は未確認物体を目撃したかのように二度見するライダーが多いです。
今回の試乗では130kmの距離を走ってから給油すると3.71Lでしたので
満タン法で計算するとリッター35kmです。125ccクラスでは燃費は
やや悪いですが30km/L以上は安定しているので実用的には問題ありません。
前輪は非常に凝った設計になっていますね。
大口径タイヤに、ディスクでレーキも2つ、サスペンションは4本も使われ
125ccクラスでは文句なしに一番豪華なフロントの足回りです。
ヤマハのサイトでは、視界的な解説動画が用意されています。
LMW機構で乗り心地よく、旋回性もよく、バランスも取りやすいです。
メーターは完全デジタルになっています。
全体的に見やすいのですが、速度計が魚眼レンズで見た時のように
意図的に歪ませている表示については疑問が残ります。
タコメーターはありませんが、外気温の表示ができます。
トリップメーターが充実していて5つ記録が保持できます。
①オドメーター ②トリップ1 ③トリップ2
④オイル交換用トリップ ⑤Vベルト交換トリップ
ライトはハロゲンランプ1灯ですが
ポジションランプがLEDで2個ついています。
なかなか特徴的なデザインですね。
メットインについてはガソリンタンクがあるため
シグナスと比べるとかなり小さくなっています。
原付と同じくらいのスペースですね。スペースの深さは結構あるので、
フルフェイス1個は入るレベルです。
スクーターなのでフロアステップにはコンビニフックも
用意されています。このフックが収納できるタイプになっているので
使わない時はしまうことが出来て、とてもデザイン性がいいですね。
■まとめ(◎、◯は長所 △、×は短所)
◎125ccスクーターではナンバーワンの乗り心地
前輪が丈夫に作られているので
まるで高級車の乗り心地に近い安定感があります。
後輪がユニットスイング式なので、若干跳ねるときもありますが
前輪・後輪にバランスよく重量が分散されているので
小排気量スクーターのなかではトップクラスの乗り心地です。
◎コーナリング、直進安定性が高い
低速走行がMT車並に楽です。道路が渋滞しても全然平気ですね。
また直進安定性も高くフルスロットルで走っても
車体自体は余裕が感じられます。
◯エンジン音が静か
シグナスXと違って水冷エンジンなので
PCXみたいにエンジン音が静かで非常に快適です。
◯センタースタンドが使いやすい
通常スクーターは後輪側が重くなっているので
センタースタンドかけるときに気合が必要ですが
トリシティは前輪・後輪に50:50で重量を分散させているため
MT車みたいにスタンドが楽にかけられます。
これだけ楽にセンタースタンドをかけたスクーターはT-MAX以来です。
◯足元の風防性能は高い
前輪2輪あることで足元にはまったく風は吹き込みません。
冬場の運転や、雨が降る天気では効果が期待されます。
◯価格が安い
トライクを含め三輪バイクだと40万以上かかるイメージがありますが
30万円前半の価格にしたのは素晴らしいですね。
従来の125ccスクーター愛用者でも、乗り換えを検討できる価格設定です。
△加速力、登坂力に物足りなさを感じるエンジン
シグナスと同じ11馬力の125ccエンジンですが
4バルブではなく2バルブのため、80km/hからの加速力が貧弱です。
またウエイトローラーもやや重く設定されているため
10%の上り坂ではフルスロットルでも58km/hしか出ません。
※駆動チューンしたシグナスでは65km/hでます。
△台湾仕様シグナスから使い勝手の良い機能が省かれている
価格を抑えるために省いたのだと思いますが
同じヤマハ製シグナスX(台湾仕様)と比べると以下の機能がありません。
・ライトスイッチがない(ポジションのみの点灯ができない)
・ライトのパッシングスイッチがない
・キーONの状態でメットインが開けない
・タコメーターがない
・ハザードスイッチがない
×フロアステップが狭い
前輪2つある構造上仕方ないのですが
足を前に投げ出せる座り方ができないため
30分程度運転すると腰が痛くなります。
長時間の運転には座布団が必須ですね。
下駄代わりに使っているシグナスXの後継機としても
候補に入れているため、いままで書いたバイク試乗記事のなかでは
かなりの辛口評価にしました。
簡単にまとめると「路面の悪い道路」「コーナリングが多い運転」では
トリシティはおすすめできるバイクですが、それ以外のシーンだと
シグナスやPCXのほうが快適です。
それでも、初めて登場したスクーターとしては
かなり実用性のあるバイクですね。今後マイナーチェンジや
カスタムで盛り上がって欲しい車種です。今後の動きにも注目したいですね。
タイヤが1つ増えるだけで、これだけスクーターの
性格が変わることに驚きました。機会あれば「寒い時期」「雨が降る天気」のように
バイク乗るのを避けたい環境で、どれだけ快適か試したいです。
ヤマハがユニークなスクーターを開発しました。
トリシティという3輪バイクです。125ccという排気量ですが
前輪が2輪あるタイプなので、小型自動二輪免許が必要です。
日本では9月発売予定なのですが、すでにタイ仕様の
逆輸入車は流通していてレンタルバイクでも借りれる状態です。
トリシティについては以前から興味があったので
発売前に逆車をレンタルして、一足先に試乗してみることにしました。
タイ仕様なので、注意書きがタイ語で書かれていて解読不能です・・・。
【おことわり】
国内版トリシティではインターネットで活動をしている方に
試乗モニターを募集しているようですが、
このブログ記事はヤマハの試乗モニターとは一切関係ありません。
ステマ(?)とは関係ないため、個人による主観で記事を掲載していきます。
※本記事はタイ仕様トリシティの記述です。
※9月発売の国内仕様とは異なる場合がありますのでご注意ください。
トリシティをレンタルしてきました。ボディカラーは赤色です。
赤色のスクーターもなかなかいいですね。
前輪が2輪あるので、かなりボリューム感はあります。
私の持っているシグナスと並べてみましたが雰囲気が全然違いますね。
トリシティをレンタルしてから、国道413号線の道志みちを走ったのですが
まだ国内で販売されてないこともあり、私以外にトリシティは見かけませんでした。
道志みちはバイクがたくさん走っていますので
ピースサインをしてくれるライダーもいます・・・が、
前輪2輪のトリシティを見慣れていないせいか
大半は未確認物体を目撃したかのように二度見するライダーが多いです。
今回の試乗では130kmの距離を走ってから給油すると3.71Lでしたので
満タン法で計算するとリッター35kmです。125ccクラスでは燃費は
やや悪いですが30km/L以上は安定しているので実用的には問題ありません。
前輪は非常に凝った設計になっていますね。
大口径タイヤに、ディスクでレーキも2つ、サスペンションは4本も使われ
125ccクラスでは文句なしに一番豪華なフロントの足回りです。
ヤマハのサイトでは、視界的な解説動画が用意されています。
LMW機構で乗り心地よく、旋回性もよく、バランスも取りやすいです。
メーターは完全デジタルになっています。
全体的に見やすいのですが、速度計が魚眼レンズで見た時のように
意図的に歪ませている表示については疑問が残ります。
タコメーターはありませんが、外気温の表示ができます。
トリップメーターが充実していて5つ記録が保持できます。
①オドメーター ②トリップ1 ③トリップ2
④オイル交換用トリップ ⑤Vベルト交換トリップ
ライトはハロゲンランプ1灯ですが
ポジションランプがLEDで2個ついています。
なかなか特徴的なデザインですね。
メットインについてはガソリンタンクがあるため
シグナスと比べるとかなり小さくなっています。
原付と同じくらいのスペースですね。スペースの深さは結構あるので、
フルフェイス1個は入るレベルです。
スクーターなのでフロアステップにはコンビニフックも
用意されています。このフックが収納できるタイプになっているので
使わない時はしまうことが出来て、とてもデザイン性がいいですね。
■まとめ(◎、◯は長所 △、×は短所)
◎125ccスクーターではナンバーワンの乗り心地
前輪が丈夫に作られているので
まるで高級車の乗り心地に近い安定感があります。
後輪がユニットスイング式なので、若干跳ねるときもありますが
前輪・後輪にバランスよく重量が分散されているので
小排気量スクーターのなかではトップクラスの乗り心地です。
◎コーナリング、直進安定性が高い
低速走行がMT車並に楽です。道路が渋滞しても全然平気ですね。
また直進安定性も高くフルスロットルで走っても
車体自体は余裕が感じられます。
◯エンジン音が静か
シグナスXと違って水冷エンジンなので
PCXみたいにエンジン音が静かで非常に快適です。
◯センタースタンドが使いやすい
通常スクーターは後輪側が重くなっているので
センタースタンドかけるときに気合が必要ですが
トリシティは前輪・後輪に50:50で重量を分散させているため
MT車みたいにスタンドが楽にかけられます。
これだけ楽にセンタースタンドをかけたスクーターはT-MAX以来です。
◯足元の風防性能は高い
前輪2輪あることで足元にはまったく風は吹き込みません。
冬場の運転や、雨が降る天気では効果が期待されます。
◯価格が安い
トライクを含め三輪バイクだと40万以上かかるイメージがありますが
30万円前半の価格にしたのは素晴らしいですね。
従来の125ccスクーター愛用者でも、乗り換えを検討できる価格設定です。
△加速力、登坂力に物足りなさを感じるエンジン
シグナスと同じ11馬力の125ccエンジンですが
4バルブではなく2バルブのため、80km/hからの加速力が貧弱です。
またウエイトローラーもやや重く設定されているため
10%の上り坂ではフルスロットルでも58km/hしか出ません。
※駆動チューンしたシグナスでは65km/hでます。
△台湾仕様シグナスから使い勝手の良い機能が省かれている
価格を抑えるために省いたのだと思いますが
同じヤマハ製シグナスX(台湾仕様)と比べると以下の機能がありません。
・ライトスイッチがない(ポジションのみの点灯ができない)
・ライトのパッシングスイッチがない
・キーONの状態でメットインが開けない
・タコメーターがない
・ハザードスイッチがない
×フロアステップが狭い
前輪2つある構造上仕方ないのですが
足を前に投げ出せる座り方ができないため
30分程度運転すると腰が痛くなります。
長時間の運転には座布団が必須ですね。
下駄代わりに使っているシグナスXの後継機としても
候補に入れているため、いままで書いたバイク試乗記事のなかでは
かなりの辛口評価にしました。
簡単にまとめると「路面の悪い道路」「コーナリングが多い運転」では
トリシティはおすすめできるバイクですが、それ以外のシーンだと
シグナスやPCXのほうが快適です。
それでも、初めて登場したスクーターとしては
かなり実用性のあるバイクですね。今後マイナーチェンジや
カスタムで盛り上がって欲しい車種です。今後の動きにも注目したいですね。
タイヤが1つ増えるだけで、これだけスクーターの
性格が変わることに驚きました。機会あれば「寒い時期」「雨が降る天気」のように
バイク乗るのを避けたい環境で、どれだけ快適か試したいです。
| 車/バイク関係::試乗レビュー | 00:00 | コメント(0) |
2014,07,21, Monday
現在は1ヶ月に一度のペースでレンタルバイクを借りて試乗しています。
バイク熱があるうちに、いろいろと試してみたい事と
現在乗っているシルバーウイングが寿命になり買い換えるときに備えて
それぞれのバイクの得意・不得意を検証したい目的もあります。
今回はミドルクラス250ccの車両を試乗してみることにしました。
カワサキのNinja 250です。ニンジャと言うと緑色のバイク
というイメージがありますが、今回は黒色にしてみました。
オドメーターは1500km前後であり、慣らし運転が終わった状態ですね。
250cc版のNinjaは、車体重量が172kgとなっています。
125ccシグナスXより50kg重いですが、
シルバーウイングGT400と比べると80kgも軽いです。
エンジンが、かなり下に取り付けられているので
重心が低く立ちごけ、握りごけをすることは基本ないと
確信できるほどバランスは取りやすいです。
計器類は、アナログのタコメーターにデジタル速度計・燃料計がついています。
オドメーターと時刻も表示できるので、必要な情報は網羅されています。
コンパクトに収められていますが、かなり読みやすいメーターです。
自賠責などの書類入れは、タンデムシートを外すと収納スペースがあります。
取扱説明書を1冊入れる程度のスペースしかなく、財布を入れることも難しいです。
収納スペースについてはゼロと捉えたほうがいいですね。
フロントブレーキは2ポットキャリパーのディスクブレーキです。
制動力は余裕があり、安心して停車できます。
国道や一部の山道を走行して、運動性能を確認してみました。
ETCがついていれば高速道路も試す予定でしたが、装備されていなかったので
今回は高速道路を走っていません。
■まとめ(◎、○は長所 △、×は短所)
◎エンジン音が静かで、振動が非常に少ない
はじめてバイクに乗ってエンジンをかけた瞬間から驚いたところです。
並列2気筒エンジンで振動が少なく快適です。
9000prmなどの高回転域でも、ミラーがブレることなく安定しています。
○コーナリングは快適
大柄な車体でも170kgという軽さなので、コーナリングはとてもスムースです。
アクセルワークとブレーキングもバランスが良く
曲がりたい方向に曲がれるので、山道を走るには最適ですね。
△ギアチェンジが安定しない
レンタルした車両だけかもしれませんが、ニュートラルから
1速にギアが入らない現象が頻発しました。
ニュートラルの状態でアクセルふかしてクラッチレバーを2~3回握れば
1速に入ることが分かったので整備側の問題かもしれません。
×収納スペースがない
多くのMT車に当てはまる話になりますが書類以外の
収納スペースがまったくありません。 カウルがついているMT車なので
フロントカウルに簡単な収納スペースがあってもいいかもしれません。
250ccだと1速フルスロットルで60km/hくらいなので、交通違反にならない範囲で
エンジンをブン回す楽しみがあります。低回転では水冷スクーター並に静かですが
高回転域はレーシーなサウンドが聞けるので、ギア操作が楽しくなります。
乗りやすく運転しやすいバイクなのでCB400SF以上に使い勝手は良いです。
はじめてバイクに乗る方にはオススメできる車種になると思います。
バイク熱があるうちに、いろいろと試してみたい事と
現在乗っているシルバーウイングが寿命になり買い換えるときに備えて
それぞれのバイクの得意・不得意を検証したい目的もあります。
今回はミドルクラス250ccの車両を試乗してみることにしました。
カワサキのNinja 250です。ニンジャと言うと緑色のバイク
というイメージがありますが、今回は黒色にしてみました。
オドメーターは1500km前後であり、慣らし運転が終わった状態ですね。
250cc版のNinjaは、車体重量が172kgとなっています。
125ccシグナスXより50kg重いですが、
シルバーウイングGT400と比べると80kgも軽いです。
エンジンが、かなり下に取り付けられているので
重心が低く立ちごけ、握りごけをすることは基本ないと
確信できるほどバランスは取りやすいです。
計器類は、アナログのタコメーターにデジタル速度計・燃料計がついています。
オドメーターと時刻も表示できるので、必要な情報は網羅されています。
コンパクトに収められていますが、かなり読みやすいメーターです。
自賠責などの書類入れは、タンデムシートを外すと収納スペースがあります。
取扱説明書を1冊入れる程度のスペースしかなく、財布を入れることも難しいです。
収納スペースについてはゼロと捉えたほうがいいですね。
フロントブレーキは2ポットキャリパーのディスクブレーキです。
制動力は余裕があり、安心して停車できます。
国道や一部の山道を走行して、運動性能を確認してみました。
ETCがついていれば高速道路も試す予定でしたが、装備されていなかったので
今回は高速道路を走っていません。
■まとめ(◎、○は長所 △、×は短所)
◎エンジン音が静かで、振動が非常に少ない
はじめてバイクに乗ってエンジンをかけた瞬間から驚いたところです。
並列2気筒エンジンで振動が少なく快適です。
9000prmなどの高回転域でも、ミラーがブレることなく安定しています。
○コーナリングは快適
大柄な車体でも170kgという軽さなので、コーナリングはとてもスムースです。
アクセルワークとブレーキングもバランスが良く
曲がりたい方向に曲がれるので、山道を走るには最適ですね。
△ギアチェンジが安定しない
レンタルした車両だけかもしれませんが、ニュートラルから
1速にギアが入らない現象が頻発しました。
ニュートラルの状態でアクセルふかしてクラッチレバーを2~3回握れば
1速に入ることが分かったので整備側の問題かもしれません。
×収納スペースがない
多くのMT車に当てはまる話になりますが書類以外の
収納スペースがまったくありません。 カウルがついているMT車なので
フロントカウルに簡単な収納スペースがあってもいいかもしれません。
250ccだと1速フルスロットルで60km/hくらいなので、交通違反にならない範囲で
エンジンをブン回す楽しみがあります。低回転では水冷スクーター並に静かですが
高回転域はレーシーなサウンドが聞けるので、ギア操作が楽しくなります。
乗りやすく運転しやすいバイクなのでCB400SF以上に使い勝手は良いです。
はじめてバイクに乗る方にはオススメできる車種になると思います。
| 車/バイク関係::試乗レビュー | 21:59 | コメント(0) |
2014,06,15, Sunday
今週末は天気がいいので、またレンタルバイクを利用して
乗ったことのないバイクを試乗してみることにしました。
ホンダNC700です。大型二輪免許の教習車ベースとなる車両です。
教習車の方は排気量が50cc増えていたり、ローダウンシートなどの
変更が加えられているようです。
速度計はデジタルメーターのみ搭載されています。
タコメーターもデジタル表示です。オドメーター見て分かる通り10000km走行車です。
NC700のフロントタイヤとディスクブレーキです。
ブレーキはシングルディスクですが、3ポットキャリパーで
制動力はしっかりあります。安心して停車できる性能がありますね。
エンジンの搭載位置を見ると、CBシリーズと比べると
かなり低い位置にマウントされるていることが分かります。
大型二輪ですが、重量は220kgで低重心なのでビッグスクーターと
取り回しは変わらず、かなり楽です。
座席前はガソリンタンクではなく、小物入れの収納スペースとなっています。
この収納スペースが意外と大きく、買い物袋の1袋分は
普通に入るので驚きました。
ガソリンタンクはタンデムシートの下に隠されています。
シートを上げると給油口が見えて、レギュラーガソリンが給油できます。
今回は、小田原、南足柄方面を走ってみてNC700の運動性能を調べてみました。
高速道路は、圏央道、東名道、小田原厚木道路を走行しています。
乗り心地も含めて、以下にまとめてみます。
■まとめ(◎、○は長所 △、×は短所)
◎低速トルク型エンジンで静か
大型二輪教習の時から思っていましたが、
2気筒エンジンで低速トルクがしっかりあります。
高速道路を走行しましたが、6速で100km/h巡航中のエンジンは
なんと3000rpmというリッターバイク並みの低回転で驚きました。
2速でフルスロットル走行をすると90km/hで
レブリミッターに達することも確認しました。速度調節できる範囲は広いですね。
○車体の取り回しが楽
CB400と比べると重くなりますが普段乗っている
シルバーウイングよりも30kg軽いため、かなり楽に取り回しができます。
車格も400ccクラスに近いため、レンタル料金も安く設定されています。
○収納スペースがある
大型二輪免許の卒業検定のときに、教官が収納スペース開いて
検定の書類を入れた光景を見て、NC700に小物いれがあること知りました。
通常MTバイクの収納スペースはほとんどありませんが
NC700では収納スペースが用意されています。
サイズとしては、原付メットインより一回り小さい感じですが
手提げ袋や買い物袋が1つ入るのは大きなメリットです。
○値段が安い
NC700シリーズの特徴ですが、400ccクラスのバイクと
同じ値段で買うことができます。シルバーウイングよりも10万円以上安く
この安さで、これだけの運動性能・快適性があることに驚きました。
コストパフォーマンスは高いバイクです。
△足付きが悪い
教習車仕様のNC750では気にならなかったのですが
市販車のNC700は足付きが悪く、軽くつま先立ちになります。
T-MAXと比べれば全然良いのですが、シグナスXと同じくらいの足付き性ですね。
教習仕様と同じくローダウンシートにすれば、この問題はまったくありません。
△エンジン高回転域でミラー振動がある
高速道路の再加速時に、エンジンの高回転域を使うと
サイドミラーが振動して、ミラーに写っている景色が見えにくくなります。
通常では振動で見えにくくなることはないのですが、ノーマルミラーで
見えにくいと感じたバイクは少ないので意外でした。
久しぶりに試乗したバイクで「×」項目のないレビューになりました。
もちろんデメリットや欠点もありますが、カスタムすることで改善できるものばかりなので
NC700は万人受けする乗り物だと思います。
大型二輪教習車に採用されたのも納得できますね。
今回試乗したNC700は2013年式ですが、レンタルバイクなのに
1年足らずでオドメーター10000kmになってましたので
レンタルのなかでも人気車種かもしれません。
初めて大型二輪に乗りたい方には、強くオススメできるバイクです。
乗ったことのないバイクを試乗してみることにしました。
ホンダNC700です。大型二輪免許の教習車ベースとなる車両です。
教習車の方は排気量が50cc増えていたり、ローダウンシートなどの
変更が加えられているようです。
速度計はデジタルメーターのみ搭載されています。
タコメーターもデジタル表示です。オドメーター見て分かる通り10000km走行車です。
NC700のフロントタイヤとディスクブレーキです。
ブレーキはシングルディスクですが、3ポットキャリパーで
制動力はしっかりあります。安心して停車できる性能がありますね。
エンジンの搭載位置を見ると、CBシリーズと比べると
かなり低い位置にマウントされるていることが分かります。
大型二輪ですが、重量は220kgで低重心なのでビッグスクーターと
取り回しは変わらず、かなり楽です。
座席前はガソリンタンクではなく、小物入れの収納スペースとなっています。
この収納スペースが意外と大きく、買い物袋の1袋分は
普通に入るので驚きました。
ガソリンタンクはタンデムシートの下に隠されています。
シートを上げると給油口が見えて、レギュラーガソリンが給油できます。
今回は、小田原、南足柄方面を走ってみてNC700の運動性能を調べてみました。
高速道路は、圏央道、東名道、小田原厚木道路を走行しています。
乗り心地も含めて、以下にまとめてみます。
■まとめ(◎、○は長所 △、×は短所)
◎低速トルク型エンジンで静か
大型二輪教習の時から思っていましたが、
2気筒エンジンで低速トルクがしっかりあります。
高速道路を走行しましたが、6速で100km/h巡航中のエンジンは
なんと3000rpmというリッターバイク並みの低回転で驚きました。
2速でフルスロットル走行をすると90km/hで
レブリミッターに達することも確認しました。速度調節できる範囲は広いですね。
○車体の取り回しが楽
CB400と比べると重くなりますが普段乗っている
シルバーウイングよりも30kg軽いため、かなり楽に取り回しができます。
車格も400ccクラスに近いため、レンタル料金も安く設定されています。
○収納スペースがある
大型二輪免許の卒業検定のときに、教官が収納スペース開いて
検定の書類を入れた光景を見て、NC700に小物いれがあること知りました。
通常MTバイクの収納スペースはほとんどありませんが
NC700では収納スペースが用意されています。
サイズとしては、原付メットインより一回り小さい感じですが
手提げ袋や買い物袋が1つ入るのは大きなメリットです。
○値段が安い
NC700シリーズの特徴ですが、400ccクラスのバイクと
同じ値段で買うことができます。シルバーウイングよりも10万円以上安く
この安さで、これだけの運動性能・快適性があることに驚きました。
コストパフォーマンスは高いバイクです。
△足付きが悪い
教習車仕様のNC750では気にならなかったのですが
市販車のNC700は足付きが悪く、軽くつま先立ちになります。
T-MAXと比べれば全然良いのですが、シグナスXと同じくらいの足付き性ですね。
教習仕様と同じくローダウンシートにすれば、この問題はまったくありません。
△エンジン高回転域でミラー振動がある
高速道路の再加速時に、エンジンの高回転域を使うと
サイドミラーが振動して、ミラーに写っている景色が見えにくくなります。
通常では振動で見えにくくなることはないのですが、ノーマルミラーで
見えにくいと感じたバイクは少ないので意外でした。
久しぶりに試乗したバイクで「×」項目のないレビューになりました。
もちろんデメリットや欠点もありますが、カスタムすることで改善できるものばかりなので
NC700は万人受けする乗り物だと思います。
大型二輪教習車に採用されたのも納得できますね。
今回試乗したNC700は2013年式ですが、レンタルバイクなのに
1年足らずでオドメーター10000kmになってましたので
レンタルのなかでも人気車種かもしれません。
初めて大型二輪に乗りたい方には、強くオススメできるバイクです。
| 車/バイク関係::試乗レビュー | 23:59 | コメント(1) |
2014,05,11, Sunday
週末は天気がいいので、レンタルバイクで試乗してきました。
いよいよ4月に取った大型二輪免許を使う日がやってきましたね。
ヤマハT-MAX(黒色2014年式)です。排気量530ccのビッグスクーターです。
スクーターとしてヤマハ製では最大排気量の車種で、メーカーからは
ビッグスクーターではなくオートマチック・スーパースポーツと区分されています。
T-MAX側面です。ビッグスクーターの中ではタイヤが大きく15インチあります。
また、フロントタイヤはダブルディスクブレーキとなっていて
スポーツスクーターらしい豪華な装備となっています。
ライトはハロゲンランプですが、マルチリフレクターではなく
プロジェクタ式ヘッドライトとなっています。
昼間でも明るいですが、プロジェクタ式ならグレア対策に
悩まされることなく気軽にHIDに換装できますね。
シルバーウイングと同様ロービームは片目点灯で、
ハイビームの時は2灯どちらも点灯します。
運転席から見える計器類です。アナログの速度計、タコメーターをはじめ
デジタル表示で、オドメーターやトリップメーター、水温計、燃料計が確認できます。
また、外気温の表示や、100km走行あたりの燃料消費量の表示も可能です。
ハンドブレーキもついていますが、ハンドブレーキ使用中でも計器類に
ランプが表示されないので注意してください。
※シルバーウイングだと赤色で(!)ランプが表示されます
私が持っているシルバーウイングGT400と並べてみました。
どちらもスピード感あふれるデザインです。シルバーウイングは流線型ですが
T-MAXは、わずかにシグナスやマジェスティの面影があります。
フロント側からシルバーウイングとT-MAXの比較です。
やはりマルチリフレクターからプロジェクタ式になっていることで、
ライト周辺のボリューム感が全然違います。
シルバーウイングだと、走行中はフロントのウインカーが両方ポジション球も兼ねて
点灯しますが、T-MAXのときは右左折・ハザード以外では点灯しません。
2台並べてから上から写真を撮ると、車体本体の大きさの違いが
ハッキリ分かります。T-MAXはシルバーウイングよりもひと回り小さくなっています。
T-MAXの運動性能を調べるために、山道(道志みち)と
高速道路(中央道)を走行しました。運転感覚をもとに、まとめを書いてみます。
また、普段乗っているシルバーウイングGT400の比較も含めて記述します。
■まとめ(◎、○は長所 △、×は短所)
◎抜群の加速性能
530ccの大型二輪というのもありますが
100km/hまでの加速性能がスクーターの中では最速レベルの速さです。
400ccネイキッド(CB400、XJR400)のフル加速よりも速いかもしれません。
また、シルバーウイングと違い自動遠心クラッチは、湿式多板なので
駆動力の伝達反応が非常に良く、坂道発進を繰り返しても
キュルキュルした異音が出ず余裕があります。
◎コーナリングが安定
ハンドルが非常に軽くて、とても運転しやすいです。
山道のコーナリングは楽に曲がることができます。
15インチのラジアルタイヤを採用していることもあって走破性は良いですね。
○車体が軽い
大型二輪ですが、車重は220kg程度で一般的な
250ccビッグスクーターと変わらないくらい軽量化を施しています。
また、エンジンがバイク中央にあるため、車体重量が前輪・後輪にバランスよく
分散されるため、センタースタンドは原付並に楽にかけることができます。
○ブレーキがよく効く
シルバーウイングと大きな差が出るところで
前後ブレーキとも、よく効くので安心して停車することができます。
エンジンブレーキも強力なので、山道の速度調整も
あまりブレーキを使う必要がありませんでした。
△長時間の運転には不向きな座席
シルバーウイングは着座姿勢が安定していて、長時間座っていても
疲れないですが、T-MAXは2時間程度乗っていると腰が痛くなります。
T-MAXの場合は1時間程度で休憩が必須ですね。
△ガソリンがハイオク指定
燃費自体はシルバーウイングGT400とほとんど同じ(22km/L~25km/L)ですが
ガソリンはハイオクが指定されるため、ガソリン代が高くなります。
△ミラーが見難い
ネイキッドやスクーターは、ハンドルにミラーをネジ止めするものが
多いのですが、T-MAXは車体カウルに直付される
カウルミラーというものになっています。ミラーが遠い位置にあるため、
普段よりも後方がチェックしにくく感じました。
×足付き性が非常に悪い
レンタルバイクで初めてT-MAXに乗った瞬間から違和感のあるところです。
私は身長177cmありますが両足がつま先立ちになってしまいます。
シートとフロアステップの形状が運転者に配慮していないのでしょうか?
今回試乗したT-MAXはまだ200km走行の新車ですが、
すでに立ちごけの傷がありました。車体の取り回しは楽ですが
足付き性が悪いので、足元は気をつけないと転倒する可能性があります。
今回の試乗では、山梨県の山中湖まで行きましたが
はじめて雲のかかっていない富士山を見ることができました。
地元の景色と絡めてバイクの写真を取ると、旅に行った雰囲気があって楽しいです。
まとめると、シルバーウイングとT-MAXはそれぞれ一長一短があるので
判断が難しいところですが、基本的に運転しやすいのはT-MAXです。
長距離移動メイン&ランニングコスト安くするならシルバーウイング、
日帰りツーリングとコーナリング、スタイリング重視ならT-MAXと言えるのではないでしょうか。
大型二輪の中では教習車NC750並に運転しやすい車種になりそうです。
いよいよ4月に取った大型二輪免許を使う日がやってきましたね。
ヤマハT-MAX(黒色2014年式)です。排気量530ccのビッグスクーターです。
スクーターとしてヤマハ製では最大排気量の車種で、メーカーからは
ビッグスクーターではなくオートマチック・スーパースポーツと区分されています。
T-MAX側面です。ビッグスクーターの中ではタイヤが大きく15インチあります。
また、フロントタイヤはダブルディスクブレーキとなっていて
スポーツスクーターらしい豪華な装備となっています。
ライトはハロゲンランプですが、マルチリフレクターではなく
プロジェクタ式ヘッドライトとなっています。
昼間でも明るいですが、プロジェクタ式ならグレア対策に
悩まされることなく気軽にHIDに換装できますね。
シルバーウイングと同様ロービームは片目点灯で、
ハイビームの時は2灯どちらも点灯します。
運転席から見える計器類です。アナログの速度計、タコメーターをはじめ
デジタル表示で、オドメーターやトリップメーター、水温計、燃料計が確認できます。
また、外気温の表示や、100km走行あたりの燃料消費量の表示も可能です。
ハンドブレーキもついていますが、ハンドブレーキ使用中でも計器類に
ランプが表示されないので注意してください。
※シルバーウイングだと赤色で(!)ランプが表示されます
私が持っているシルバーウイングGT400と並べてみました。
どちらもスピード感あふれるデザインです。シルバーウイングは流線型ですが
T-MAXは、わずかにシグナスやマジェスティの面影があります。
フロント側からシルバーウイングとT-MAXの比較です。
やはりマルチリフレクターからプロジェクタ式になっていることで、
ライト周辺のボリューム感が全然違います。
シルバーウイングだと、走行中はフロントのウインカーが両方ポジション球も兼ねて
点灯しますが、T-MAXのときは右左折・ハザード以外では点灯しません。
2台並べてから上から写真を撮ると、車体本体の大きさの違いが
ハッキリ分かります。T-MAXはシルバーウイングよりもひと回り小さくなっています。
T-MAXの運動性能を調べるために、山道(道志みち)と
高速道路(中央道)を走行しました。運転感覚をもとに、まとめを書いてみます。
また、普段乗っているシルバーウイングGT400の比較も含めて記述します。
■まとめ(◎、○は長所 △、×は短所)
◎抜群の加速性能
530ccの大型二輪というのもありますが
100km/hまでの加速性能がスクーターの中では最速レベルの速さです。
400ccネイキッド(CB400、XJR400)のフル加速よりも速いかもしれません。
また、シルバーウイングと違い自動遠心クラッチは、湿式多板なので
駆動力の伝達反応が非常に良く、坂道発進を繰り返しても
キュルキュルした異音が出ず余裕があります。
◎コーナリングが安定
ハンドルが非常に軽くて、とても運転しやすいです。
山道のコーナリングは楽に曲がることができます。
15インチのラジアルタイヤを採用していることもあって走破性は良いですね。
○車体が軽い
大型二輪ですが、車重は220kg程度で一般的な
250ccビッグスクーターと変わらないくらい軽量化を施しています。
また、エンジンがバイク中央にあるため、車体重量が前輪・後輪にバランスよく
分散されるため、センタースタンドは原付並に楽にかけることができます。
○ブレーキがよく効く
シルバーウイングと大きな差が出るところで
前後ブレーキとも、よく効くので安心して停車することができます。
エンジンブレーキも強力なので、山道の速度調整も
あまりブレーキを使う必要がありませんでした。
△長時間の運転には不向きな座席
シルバーウイングは着座姿勢が安定していて、長時間座っていても
疲れないですが、T-MAXは2時間程度乗っていると腰が痛くなります。
T-MAXの場合は1時間程度で休憩が必須ですね。
△ガソリンがハイオク指定
燃費自体はシルバーウイングGT400とほとんど同じ(22km/L~25km/L)ですが
ガソリンはハイオクが指定されるため、ガソリン代が高くなります。
△ミラーが見難い
ネイキッドやスクーターは、ハンドルにミラーをネジ止めするものが
多いのですが、T-MAXは車体カウルに直付される
カウルミラーというものになっています。ミラーが遠い位置にあるため、
普段よりも後方がチェックしにくく感じました。
×足付き性が非常に悪い
レンタルバイクで初めてT-MAXに乗った瞬間から違和感のあるところです。
私は身長177cmありますが両足がつま先立ちになってしまいます。
シートとフロアステップの形状が運転者に配慮していないのでしょうか?
今回試乗したT-MAXはまだ200km走行の新車ですが、
すでに立ちごけの傷がありました。車体の取り回しは楽ですが
足付き性が悪いので、足元は気をつけないと転倒する可能性があります。
今回の試乗では、山梨県の山中湖まで行きましたが
はじめて雲のかかっていない富士山を見ることができました。
地元の景色と絡めてバイクの写真を取ると、旅に行った雰囲気があって楽しいです。
まとめると、シルバーウイングとT-MAXはそれぞれ一長一短があるので
判断が難しいところですが、基本的に運転しやすいのはT-MAXです。
長距離移動メイン&ランニングコスト安くするならシルバーウイング、
日帰りツーリングとコーナリング、スタイリング重視ならT-MAXと言えるのではないでしょうか。
大型二輪の中では教習車NC750並に運転しやすい車種になりそうです。
| 車/バイク関係::試乗レビュー | 10:05 | コメント(3) |
2013,12,21, Saturday
現在125ccスクーターはヤマハのシグナスXを使っています。
満足度の高いスクーターですが、街中ではPCXがよく走っている光景を見かけます。
ちょうど3連休で天気がよかったので、レンタルバイクでPCXを試乗することにしました。
ホンダ製125ccスクーターのPCXです。
今回はオドメーター1000km走行車の試乗です。
普段乗っているシグナスと並べてみましたが、PCXの方は一回り大きいですね。
カウルは白と黒のツートーンカラーとなっていて
シルバーウイングGTやフォルツァの面影を感じるフォルムです。
タンデムステップは金属製で丈夫な作りになっています。
PCXメーター周りです。アナログ表示の速度計がついています。
走行距離を表すオドメーターはデジタル表示で、ボタンを押すことで
トリップメーターに切り替えができます。
相模原市と厚木市の運転で、PCXの運転性能と特長を調べてみました。
主にシグナスXとの比較になります。
■まとめ(◎、○は長所 △、×は短所)
◎バランスがとりやすい
座席にバックレストがあるので、フロアステップを踏ん張ることで
しっかりとバイク本体と運転者をしっかりホールドさせることができます。
シグナスと比べると圧倒的にバランスがとりやすく運転姿勢が快適です。
◎エンジン音が静かでアイドリングストップ機能つき
PCXは非常にエンジン音が静かです。深夜の住宅街も気にせず走れます。
シグナスの空冷エンジンと違い、水冷エンジンなので振動も少ないです。
また、アイドリングストップ機能をONにしていると
停車している時に自動でエンジンが停止するようになります。
スロットルを開ければ自然にエンジンが回り始め、普段通りに発進できます。
セルモーターの音が全く聞こえないので、どういう仕組みでエンジンを
回しているのか気になりますね。
○ハンドリングが軽く曲がりやすい
今まで乗ってきたスクーターのなかでは、一番軽くハンドルを回すことができます。
自転車と変わらない感覚ですね。これには驚きました。
また車体をバンクさせるのも楽で、大柄ボディからは想像できない軽快さです。
△タイヤが細く、悪路の走破性は悪い
これは乗る前から心配してましたが、タイヤが細いので路面が悪いと
ハンドルを取られることがあります。
道路工事中の鉄板の上を走ると・・・シグナスでは安定して通過できますが
PCXだとハンドルをとられて、かなり緊張しながらの運転になります。
ハンドリングの軽さが、逆にここで副作用として働いている気がします。
悪路の走破性は50cc原付クラスに近いです。
△ライトが暗い
これもシグナスとは圧倒的な差が出ています。
シグナスでは55Wですが、PCXは30Wライトです。
HID交換すれば解決できるとは思いますが
夜間走行ではシグナスの方が安全ですね。
125ccスクーターとしては、バランスよく運転できるバイクですね。
PCXは良いとこ取りの優等生というイメージが強いです。
ただし、シルバーウイングGTにも乗っているため、共通して実感することが1つあります。
ホンダのスクーターはどれもエンジンの性能は抜群ですが
足回りでツメの甘いところがあります。丁寧な運転は当然のことですが、
ちょっとでも無理をさせると安全のマージンが一気になくなる傾向にあります。
一方でヤマハ製スクーターは足回りがしっかりしているので
フルスロットル走行や山道の運転でも恐怖はまったくありません。
スクーターはタイヤの小ささが欠点なので、足回りの性能に余裕がある
ヤマハの方が安全性は高いかもしれません。
PCXとシグナスXはキャラの違う125ccスクーターなので
今後もライバル車として、さらに進化して欲しいと感じました。
記事が長くなりましたが、私視点でのオススメを書いてみました。
■PCXをオススメする場合
・市街地や主要幹線道路の走行がメイン
・自転車みたいに安定したバランスで乗りたい方
■シグナスXをオススメする場合
・デザインのいいバイクが欲しい方
・コーナリングや傷んだ道路でも安心して走りたい方
私の場合は、PCXとシルバーウイングはキャラクターが似ていますので
125ccはシグナスXを引き続き使っていきたいと思っています。
※本日よりバイクカテゴリに「試乗レビュー」を作成しました。
※他のバイクのレビューをご覧になりたいときにお使いください。
満足度の高いスクーターですが、街中ではPCXがよく走っている光景を見かけます。
ちょうど3連休で天気がよかったので、レンタルバイクでPCXを試乗することにしました。
ホンダ製125ccスクーターのPCXです。
今回はオドメーター1000km走行車の試乗です。
普段乗っているシグナスと並べてみましたが、PCXの方は一回り大きいですね。
カウルは白と黒のツートーンカラーとなっていて
シルバーウイングGTやフォルツァの面影を感じるフォルムです。
タンデムステップは金属製で丈夫な作りになっています。
PCXメーター周りです。アナログ表示の速度計がついています。
走行距離を表すオドメーターはデジタル表示で、ボタンを押すことで
トリップメーターに切り替えができます。
相模原市と厚木市の運転で、PCXの運転性能と特長を調べてみました。
主にシグナスXとの比較になります。
■まとめ(◎、○は長所 △、×は短所)
◎バランスがとりやすい
座席にバックレストがあるので、フロアステップを踏ん張ることで
しっかりとバイク本体と運転者をしっかりホールドさせることができます。
シグナスと比べると圧倒的にバランスがとりやすく運転姿勢が快適です。
◎エンジン音が静かでアイドリングストップ機能つき
PCXは非常にエンジン音が静かです。深夜の住宅街も気にせず走れます。
シグナスの空冷エンジンと違い、水冷エンジンなので振動も少ないです。
また、アイドリングストップ機能をONにしていると
停車している時に自動でエンジンが停止するようになります。
スロットルを開ければ自然にエンジンが回り始め、普段通りに発進できます。
セルモーターの音が全く聞こえないので、どういう仕組みでエンジンを
回しているのか気になりますね。
○ハンドリングが軽く曲がりやすい
今まで乗ってきたスクーターのなかでは、一番軽くハンドルを回すことができます。
自転車と変わらない感覚ですね。これには驚きました。
また車体をバンクさせるのも楽で、大柄ボディからは想像できない軽快さです。
△タイヤが細く、悪路の走破性は悪い
これは乗る前から心配してましたが、タイヤが細いので路面が悪いと
ハンドルを取られることがあります。
道路工事中の鉄板の上を走ると・・・シグナスでは安定して通過できますが
PCXだとハンドルをとられて、かなり緊張しながらの運転になります。
ハンドリングの軽さが、逆にここで副作用として働いている気がします。
悪路の走破性は50cc原付クラスに近いです。
△ライトが暗い
これもシグナスとは圧倒的な差が出ています。
シグナスでは55Wですが、PCXは30Wライトです。
HID交換すれば解決できるとは思いますが
夜間走行ではシグナスの方が安全ですね。
125ccスクーターとしては、バランスよく運転できるバイクですね。
PCXは良いとこ取りの優等生というイメージが強いです。
ただし、シルバーウイングGTにも乗っているため、共通して実感することが1つあります。
ホンダのスクーターはどれもエンジンの性能は抜群ですが
足回りでツメの甘いところがあります。丁寧な運転は当然のことですが、
ちょっとでも無理をさせると安全のマージンが一気になくなる傾向にあります。
一方でヤマハ製スクーターは足回りがしっかりしているので
フルスロットル走行や山道の運転でも恐怖はまったくありません。
スクーターはタイヤの小ささが欠点なので、足回りの性能に余裕がある
ヤマハの方が安全性は高いかもしれません。
PCXとシグナスXはキャラの違う125ccスクーターなので
今後もライバル車として、さらに進化して欲しいと感じました。
記事が長くなりましたが、私視点でのオススメを書いてみました。
■PCXをオススメする場合
・市街地や主要幹線道路の走行がメイン
・自転車みたいに安定したバランスで乗りたい方
■シグナスXをオススメする場合
・デザインのいいバイクが欲しい方
・コーナリングや傷んだ道路でも安心して走りたい方
私の場合は、PCXとシルバーウイングはキャラクターが似ていますので
125ccはシグナスXを引き続き使っていきたいと思っています。
※本日よりバイクカテゴリに「試乗レビュー」を作成しました。
※他のバイクのレビューをご覧になりたいときにお使いください。
| 車/バイク関係::試乗レビュー | 23:59 | コメント(0) |
2013,02,11, Monday
普段乗っているバイクはヤマハのシグナスXです。
125ccスクーターなのですが、最近はエンジンが冷えている状態で走ると
減速して停車するときに、アイドリングを保てずエンストしてしまいます。
FI車なのですが、台湾からの逆輸入車だからでしょうか・・・。
とりあえずヤマハのバイク屋さん「YSP」に1週間ほど預けて
じっくり点検をしてもらうことにしました。
YSPから自宅までは距離があるので、預けている間は
台車としてヤマハの原付がやってきました。
私のバイク歴としては・・・
半年間50cc原付に乗る → 3年間125ccスクーターに乗る
という感じなので、原付に乗るのは3年ぶりです。
代車はヤマハのBJです。色がピンク色なので私には合わないですね(^^;
エンジンは2ストなのですが、2ストの原付に乗るのは自動車教習以来です。
久々に乗った感想としては・・・
○2ストなので、クラッチ繋がった直後の加速力がいい
○50km/hくらいまでスムースに加速する
○ピンク色の車体のせいか、ゆっくり走っても後続車からプレッシャーがない
△2ストの割りには4スト原付と同じくらいの車重を感じる
×足回りが軽くて、不安定である
×ブレーキ性能が弱くて、余裕をもった運転がしにくい
125ccスクーターに慣れていると、2スト50cc原付は物足りないです。
やはり前輪はディスクブレーキがないと危ないです。
他のバイクに乗ることで、普段乗っているシグナスXが
125ccクラスではよくできたバイクというのを改めて実感しました。
パソコンと同じでバイクも2台体制が良さそうですね。
125ccスクーターなのですが、最近はエンジンが冷えている状態で走ると
減速して停車するときに、アイドリングを保てずエンストしてしまいます。
FI車なのですが、台湾からの逆輸入車だからでしょうか・・・。
とりあえずヤマハのバイク屋さん「YSP」に1週間ほど預けて
じっくり点検をしてもらうことにしました。
YSPから自宅までは距離があるので、預けている間は
台車としてヤマハの原付がやってきました。
私のバイク歴としては・・・
半年間50cc原付に乗る → 3年間125ccスクーターに乗る
という感じなので、原付に乗るのは3年ぶりです。
代車はヤマハのBJです。色がピンク色なので私には合わないですね(^^;
エンジンは2ストなのですが、2ストの原付に乗るのは自動車教習以来です。
久々に乗った感想としては・・・
○2ストなので、クラッチ繋がった直後の加速力がいい
○50km/hくらいまでスムースに加速する
○ピンク色の車体のせいか、ゆっくり走っても後続車からプレッシャーがない
△2ストの割りには4スト原付と同じくらいの車重を感じる
×足回りが軽くて、不安定である
×ブレーキ性能が弱くて、余裕をもった運転がしにくい
125ccスクーターに慣れていると、2スト50cc原付は物足りないです。
やはり前輪はディスクブレーキがないと危ないです。
他のバイクに乗ることで、普段乗っているシグナスXが
125ccクラスではよくできたバイクというのを改めて実感しました。
パソコンと同じでバイクも2台体制が良さそうですね。
| 車/バイク関係::試乗レビュー | 23:59 | コメント(0) |
2012,10,21, Sunday
以前ブログではレンタルバイクでヤマハの
マジェスティ(250ccビッグスクーター)を借りた話を書いたと思います。
今回は別のバイクを借りてみたので紹介します。
前回と同じくYSPのレンタルバイクを使っています。
ヤマハのXJR400です。
400ccのネイキッドと呼ばれるバイクとなります。
空冷エンジンで、ホンダCB400のライバル車として人気あるバイクです。
こちらの記事を見ると、XJR400はガソリンタンクが大きくマフラーやサスペンションに
いいものが使われているということが書かれています。
バイクの後ろ姿はこのような感じです。
大きなタイヤとマフラーがアピール度高くていいですね!
ネイキッドのバイクは、荷物を入れる場所がほとんどないので
タンクバッグを使いました。ガソリンタンクの上に取り付けられる
小さなバッグです。ここにナビとモバイルブースターを入れてます。
400ccバイクに乗るのは、3年前のバイク教習以来です。
3年のブランクが心配でしたが、すぐに慣れましたよ。
バイクは1日レンタルしたので、そのときの感想をまとめてみました。
■まとめ(◎、○は長所 △、×は短所)
◎丈夫な車体
いままで50cc、125cc、250ccのスクーターしか乗ってなかったのですが
ネイキッドのバイクは構造が違うため、とても安定して走ってくれます。
直進安定性、コーナリング、どちらもスクーターより断然いいです。
◎運動性能は良好
さすが400ccで50馬力を超えるエンジンはパワーがありますね。
トルクバンド(9500rpm付近)だと本領パワーを発揮。
大げさかもしれませんが、飛行機が離陸するみたいな加速力が味わえます。
これはスクーターでは決して体験できない運動性能ですね。
高速道路の走行でも十分な余裕があります。
○時計表示つき
通勤バイクみたいにデジタル時計がついています。
エンジンがOFFのときでも常に表示されていて便利です。
△キャブ仕様なので暖機運転が必要
XJRはFI仕様のバイクはありません。
エンジンが冷えているときは暖機運転が必要です。
いままでオートチョークのキャブ車やFI車しか乗っていなかったので
ちょっと始動操作が面倒ですね。
△燃費は車に近い
4気筒エンジンなので仕方ないのですが
125ccや250ccと比べると燃費が悪いです。
ガソリン満タンから考えると15~19km/Lくらいでしょうか?
シグナスXの30~33km/Lと比べると大きな差が出てます。
やはり400ccバイクは、125ccや250ccと違いますね。
思ったほど取り回しも苦労しなかったので、
来年は本格的に400ccバイクを買う行動へ移したいところです。
■おまけ
ぷちツーリングとして、東京湾アクアラインの海ほたるまで走ってきました。
穏やかな天気で、風は全然ありません。
アクアラインは風が強くてバイクは危険と言われていますが
今日の天気であれば橋を渡るのは楽だったと思います。
レンタルバイクはETCつきだったので、料金所の通過が楽でした。
バイクを買い足したときは、ETC取り付け必須ですね。
ちなみに、昼食は海ほたるにある和食レストラン「木更津庵」に寄ってみました。
写真は、アジの二色膳です。あおさ入りの味噌汁も用意されています。
青魚の刺身も美味しいですね!
マジェスティ(250ccビッグスクーター)を借りた話を書いたと思います。
今回は別のバイクを借りてみたので紹介します。
前回と同じくYSPのレンタルバイクを使っています。
ヤマハのXJR400です。
400ccのネイキッドと呼ばれるバイクとなります。
空冷エンジンで、ホンダCB400のライバル車として人気あるバイクです。
こちらの記事を見ると、XJR400はガソリンタンクが大きくマフラーやサスペンションに
いいものが使われているということが書かれています。
バイクの後ろ姿はこのような感じです。
大きなタイヤとマフラーがアピール度高くていいですね!
ネイキッドのバイクは、荷物を入れる場所がほとんどないので
タンクバッグを使いました。ガソリンタンクの上に取り付けられる
小さなバッグです。ここにナビとモバイルブースターを入れてます。
400ccバイクに乗るのは、3年前のバイク教習以来です。
3年のブランクが心配でしたが、すぐに慣れましたよ。
バイクは1日レンタルしたので、そのときの感想をまとめてみました。
■まとめ(◎、○は長所 △、×は短所)
◎丈夫な車体
いままで50cc、125cc、250ccのスクーターしか乗ってなかったのですが
ネイキッドのバイクは構造が違うため、とても安定して走ってくれます。
直進安定性、コーナリング、どちらもスクーターより断然いいです。
◎運動性能は良好
さすが400ccで50馬力を超えるエンジンはパワーがありますね。
トルクバンド(9500rpm付近)だと本領パワーを発揮。
大げさかもしれませんが、飛行機が離陸するみたいな加速力が味わえます。
これはスクーターでは決して体験できない運動性能ですね。
高速道路の走行でも十分な余裕があります。
○時計表示つき
通勤バイクみたいにデジタル時計がついています。
エンジンがOFFのときでも常に表示されていて便利です。
△キャブ仕様なので暖機運転が必要
XJRはFI仕様のバイクはありません。
エンジンが冷えているときは暖機運転が必要です。
いままでオートチョークのキャブ車やFI車しか乗っていなかったので
ちょっと始動操作が面倒ですね。
△燃費は車に近い
4気筒エンジンなので仕方ないのですが
125ccや250ccと比べると燃費が悪いです。
ガソリン満タンから考えると15~19km/Lくらいでしょうか?
シグナスXの30~33km/Lと比べると大きな差が出てます。
やはり400ccバイクは、125ccや250ccと違いますね。
思ったほど取り回しも苦労しなかったので、
来年は本格的に400ccバイクを買う行動へ移したいところです。
■おまけ
ぷちツーリングとして、東京湾アクアラインの海ほたるまで走ってきました。
穏やかな天気で、風は全然ありません。
アクアラインは風が強くてバイクは危険と言われていますが
今日の天気であれば橋を渡るのは楽だったと思います。
レンタルバイクはETCつきだったので、料金所の通過が楽でした。
バイクを買い足したときは、ETC取り付け必須ですね。
ちなみに、昼食は海ほたるにある和食レストラン「木更津庵」に寄ってみました。
写真は、アジの二色膳です。あおさ入りの味噌汁も用意されています。
青魚の刺身も美味しいですね!
| 車/バイク関係::試乗レビュー | 22:42 | コメント(4) |
2012,08,23, Thursday
以前ブログで2台目のバイクが欲しいという話を書いたと思います。
車種選定も踏まえて、レンタルバイクを初めて利用してみたので紹介します。
利用した店舗はYSP相模原中央を利用しています。相模原市の淵野辺で国道16号沿いです。
今まで乗ったことのあるバイクは以下の車種です
※マークは教習車のみ乗ったことがあります
・ホンダ トゥデイ(50ccスクーター)
・ヤマハ シグナスX(125ccスクーター) 現在使用中
・ホンダ CB400SF (400ccネイキッド※)
・ホンダ シルバーウイング (400ccビッグスクーター※)
250ccバイクに乗ったことがないので、
最初はこのクラスの車種に乗ってみます。
今回のレンタルバイクはヤマハ マジェスティ250を借りてみました。
年式は2012年で、なんと新車未使用のレンタルバイクです!
オドメーターを見たら、たった5km走行になってました。
普段乗っているヤマハのシグナスXと比べると車体は2回りくらい大きいです。
小田原厚木道路と東名高速、国道255号、国道129号、国道16号を
走ってみました。走行距離はちょうど100kmくらいです。
■まとめ (◎、○はメリット △、×はデメリット)
◎エンジン音が静か
エンジンは低回転でトルクが出るタイプのようです。
普通に走行しているとき3000~4000rpmでエンジンが回っています。
◎ライトが明るい
55Wハロゲンランプが2灯あるので、ライトの照射力は抜群ですね。
ライトが強いせいか、前方を走っている車が道を譲ってくれることが多いです。
○ISスイッチやモード切替により、メリハリのある走行もできる
これらの操作によって、エンジンを高回転域で動作させることもできます。
車で言うとキックダウンやエンジンブレーキと言った走りが
ビックスクーターで楽しめるのが良いですね。
イメージとしては、CVT仕様の普通自動車に近いです。
△高速走行はギリギリ可能
高速道路で100km~110km/hで巡航するには快適です。
ただし、追い越し車線を走るとき
100km/hからの加速力が物足りなく感じます。
ゆっくり高速を走る分には全く問題ない性能ですが
夜間など、流れの早い高速ではパワー不足になると思います。
上り坂だと、フルスロットルで110km/hが限界です。
△値段が高い
新車だと70万円くらいかかります。
この値段になると400ccクラスと迷ってしまいそうです。
△重量が重い
180kgくらいあるので、エンジン止めた状態の取り回しは大変です。
ただし、低重心設計なのでバイクに乗っていれば
転倒のトラブルは起こらないと思います。
予想以上に250ccビッグスクーターは扱いやすいですね。
一般道では余裕の性能ですね。ちゃんと高速も走ることはできるので
維持費を抑えながらバイクに乗りたい方には最適かもしれません。
車種選定も踏まえて、レンタルバイクを初めて利用してみたので紹介します。
利用した店舗はYSP相模原中央を利用しています。相模原市の淵野辺で国道16号沿いです。
今まで乗ったことのあるバイクは以下の車種です
※マークは教習車のみ乗ったことがあります
・ホンダ トゥデイ(50ccスクーター)
・ヤマハ シグナスX(125ccスクーター) 現在使用中
・ホンダ CB400SF (400ccネイキッド※)
・ホンダ シルバーウイング (400ccビッグスクーター※)
250ccバイクに乗ったことがないので、
最初はこのクラスの車種に乗ってみます。
今回のレンタルバイクはヤマハ マジェスティ250を借りてみました。
年式は2012年で、なんと新車未使用のレンタルバイクです!
オドメーターを見たら、たった5km走行になってました。
普段乗っているヤマハのシグナスXと比べると車体は2回りくらい大きいです。
小田原厚木道路と東名高速、国道255号、国道129号、国道16号を
走ってみました。走行距離はちょうど100kmくらいです。
■まとめ (◎、○はメリット △、×はデメリット)
◎エンジン音が静か
エンジンは低回転でトルクが出るタイプのようです。
普通に走行しているとき3000~4000rpmでエンジンが回っています。
◎ライトが明るい
55Wハロゲンランプが2灯あるので、ライトの照射力は抜群ですね。
ライトが強いせいか、前方を走っている車が道を譲ってくれることが多いです。
○ISスイッチやモード切替により、メリハリのある走行もできる
これらの操作によって、エンジンを高回転域で動作させることもできます。
車で言うとキックダウンやエンジンブレーキと言った走りが
ビックスクーターで楽しめるのが良いですね。
イメージとしては、CVT仕様の普通自動車に近いです。
△高速走行はギリギリ可能
高速道路で100km~110km/hで巡航するには快適です。
ただし、追い越し車線を走るとき
100km/hからの加速力が物足りなく感じます。
ゆっくり高速を走る分には全く問題ない性能ですが
夜間など、流れの早い高速ではパワー不足になると思います。
上り坂だと、フルスロットルで110km/hが限界です。
△値段が高い
新車だと70万円くらいかかります。
この値段になると400ccクラスと迷ってしまいそうです。
△重量が重い
180kgくらいあるので、エンジン止めた状態の取り回しは大変です。
ただし、低重心設計なのでバイクに乗っていれば
転倒のトラブルは起こらないと思います。
予想以上に250ccビッグスクーターは扱いやすいですね。
一般道では余裕の性能ですね。ちゃんと高速も走ることはできるので
維持費を抑えながらバイクに乗りたい方には最適かもしれません。
| 車/バイク関係::試乗レビュー | 23:59 | コメント(0) |