2006,04,06, Thursday
液晶ディスプレイが届いたので、今日は導入作業の風景と使用感想お届けします。
はじめての液晶導入(ノートパソコンを除く)なので長文レポートです。
昨日の記事に書いてあるとおり、IODATA製LCD-AD194VSを購入しました[→製品詳細]
壁掛け扇風機が入っていそうなサイズの段ボール箱が到着しました。
重量は5kgくらいです。CRTディスプレイの半分以下の重量ですね。
スタンドを取り付け、ディスプレイ本体を設置します。
今回はキーボードやPC本体のカラー(シルバー&ブラック)と
合わせるために色はシルバーを選んでみました。
シルバーは無彩色カラーなので、どんな色にも馴染める特徴があります。
今までアナログ信号ケーブルしか使いませんでしたが
今回はデジタル信号のDVIケーブルを接続。ぼやけのない
はっきりした映像が表現できます。
19インチ液晶と15インチCRTとの比較です。大きさが全然違いますね(^^;
キーボードの幅と同じくらいの大画面です。
まずは液晶モニタだけをパソコンに接続して試運転開始。
画面いっぱいにBIOSの起動ロゴが表示されたときが感動の瞬間ですね。
ドット抜けチェッカーを使ってドット抜けの状況を確認してみます。
画面中央に黒っぽい点を2箇所発見。試しに画面をティッシュで軽く拭くと
あっさり消えました。………ただのホコリが付いただけでしたorz
私が確認する限りでは結局ドット抜けはありませんでした。なかなか優秀ですね。
画面サイズをXGA1024*768サイズからSXGA1280*1024サイズへ変更。
表示できる範囲がグッと広くなりました。そのうちSXGAサイズの壁紙も作成予定です。
CRTディスプレイの色に近づけるために輝度を10に抑え、コントラストを70にアップ。
色温度は最も白さが際立つ9300K設定へ。それでも色がズレるので、パソコンから
出力する信号の色設定も変更してみて、CRTに近い色が再現できました。
さて、肝心な液晶ディスプレイの使用感想ですが、第一印象としては
画面が随分と明るいです。輝度100にしたら目が痛くなりますねorz
発色の性能ですが、単色カラー系の色は随分と鮮やかに表示してくれます。
単色カラーならCRTよりも鮮やかなほどです。
しかし、写真など中間色や混ざった色の多い映像の表現はCRTより劣ります。
また白色の表現もCRTより劣りますね。今回購入したパネルは
最も普及しているTNパネルのせいか、少し赤みがかった白色になります。
ハイエンドモデルなどチューニングをしっかりしている製品では
改善されているかもしれませんが、この所が大きな減点ポイントです。
さすがにCRTには敵いませんね。しかし、普段から液晶モニタを
使っている人にとっては全く気にならないレベルだと思います。
驚いた点としては、応答速度の速さ。仕様一覧には応答速度8msとなっていましたが
まさに、それに相当する反応の速さです。CRTと比べても差が分からないくらいです。
ゲームをやってみても映像がはっきり描写されます。
多少気になった点としては内蔵スピーカの音質。かなり小さいスピーカのユニットしか
入っていなく、構造上から見ても高音の再生しか出来ません。メインのスピーカとして
使用するには不向きです。あくまでも緊急予備スピーカと思った方が妥当です。
また、スタンドの高さ調節が出来ません。しかし、角度を調整することは
出来るので個人的にはそこまで気になるところではありませんでした。
総評として、3万円で買える19インチ液晶モニタとしては十分な性能を
出してくれている製品だと思います。色の再現性能にこだわる人には
強くオススメは出来ませんが、お手軽に大画面でパソコンを操作したい方には
最適のモデルだと思います。点数的に言うと、100点満点中91点という感じです。
#注意:長年CRTを使っていたため発色関係の評価をかなり厳しくしての点数です。
#また、私の主観的な評価であり、誰でもこのような評価をするわけではないので
#勘違いなさらないでください。
#配点の詳細は、19インチ大画面の迫力で80点。
#常点灯ドット抜けなく綺麗なので8点加点。
#単色の再現性能の良さに8点加点。
#中間色の再現性能の悪さで15点減点。
#スタンドの高さ調節不可で2点減点。
#付属スピーカーの性能がいまいちなので13点減点。
#販売価格の安さで10点加点。
#応答速度の良さで15点加点。
明日はマルチモニタ関連のレポートをお届けします。
はじめての液晶導入(ノートパソコンを除く)なので長文レポートです。
昨日の記事に書いてあるとおり、IODATA製LCD-AD194VSを購入しました[→製品詳細]
壁掛け扇風機が入っていそうなサイズの段ボール箱が到着しました。
重量は5kgくらいです。CRTディスプレイの半分以下の重量ですね。
スタンドを取り付け、ディスプレイ本体を設置します。
今回はキーボードやPC本体のカラー(シルバー&ブラック)と
合わせるために色はシルバーを選んでみました。
シルバーは無彩色カラーなので、どんな色にも馴染める特徴があります。
今までアナログ信号ケーブルしか使いませんでしたが
今回はデジタル信号のDVIケーブルを接続。ぼやけのない
はっきりした映像が表現できます。
19インチ液晶と15インチCRTとの比較です。大きさが全然違いますね(^^;
キーボードの幅と同じくらいの大画面です。
まずは液晶モニタだけをパソコンに接続して試運転開始。
画面いっぱいにBIOSの起動ロゴが表示されたときが感動の瞬間ですね。
ドット抜けチェッカーを使ってドット抜けの状況を確認してみます。
画面中央に黒っぽい点を2箇所発見。試しに画面をティッシュで軽く拭くと
あっさり消えました。………ただのホコリが付いただけでしたorz
私が確認する限りでは結局ドット抜けはありませんでした。なかなか優秀ですね。
画面サイズをXGA1024*768サイズからSXGA1280*1024サイズへ変更。
表示できる範囲がグッと広くなりました。そのうちSXGAサイズの壁紙も作成予定です。
CRTディスプレイの色に近づけるために輝度を10に抑え、コントラストを70にアップ。
色温度は最も白さが際立つ9300K設定へ。それでも色がズレるので、パソコンから
出力する信号の色設定も変更してみて、CRTに近い色が再現できました。
さて、肝心な液晶ディスプレイの使用感想ですが、第一印象としては
画面が随分と明るいです。輝度100にしたら目が痛くなりますねorz
発色の性能ですが、単色カラー系の色は随分と鮮やかに表示してくれます。
単色カラーならCRTよりも鮮やかなほどです。
しかし、写真など中間色や混ざった色の多い映像の表現はCRTより劣ります。
また白色の表現もCRTより劣りますね。今回購入したパネルは
最も普及しているTNパネルのせいか、少し赤みがかった白色になります。
ハイエンドモデルなどチューニングをしっかりしている製品では
改善されているかもしれませんが、この所が大きな減点ポイントです。
さすがにCRTには敵いませんね。しかし、普段から液晶モニタを
使っている人にとっては全く気にならないレベルだと思います。
驚いた点としては、応答速度の速さ。仕様一覧には応答速度8msとなっていましたが
まさに、それに相当する反応の速さです。CRTと比べても差が分からないくらいです。
ゲームをやってみても映像がはっきり描写されます。
多少気になった点としては内蔵スピーカの音質。かなり小さいスピーカのユニットしか
入っていなく、構造上から見ても高音の再生しか出来ません。メインのスピーカとして
使用するには不向きです。あくまでも緊急予備スピーカと思った方が妥当です。
また、スタンドの高さ調節が出来ません。しかし、角度を調整することは
出来るので個人的にはそこまで気になるところではありませんでした。
総評として、3万円で買える19インチ液晶モニタとしては十分な性能を
出してくれている製品だと思います。色の再現性能にこだわる人には
強くオススメは出来ませんが、お手軽に大画面でパソコンを操作したい方には
最適のモデルだと思います。点数的に言うと、100点満点中91点という感じです。
#注意:長年CRTを使っていたため発色関係の評価をかなり厳しくしての点数です。
#また、私の主観的な評価であり、誰でもこのような評価をするわけではないので
#勘違いなさらないでください。
#配点の詳細は、19インチ大画面の迫力で80点。
#常点灯ドット抜けなく綺麗なので8点加点。
#単色の再現性能の良さに8点加点。
#中間色の再現性能の悪さで15点減点。
#スタンドの高さ調節不可で2点減点。
#付属スピーカーの性能がいまいちなので13点減点。
#販売価格の安さで10点加点。
#応答速度の良さで15点加点。
明日はマルチモニタ関連のレポートをお届けします。
| 買い物・導入レビュー::パソコン関係 | 16:40 | コメント(x) |