すんなり理解できない2016年の紅白
今日はこちらの記事を紹介します。

NHKが年の最期にやらかした 紅白歌合戦2016年は200万の視聴者投票ガン無視の紅組優勝!? - NAVER まとめ

大晦日のNHKは紅白歌合戦を毎年生放送していますね。
最近はテレビやスマホから視聴者も紅組と白組に投票できるようになっています。

2016年の紅白は会場にいる人とテレビ・スマホの投票は
どちらも白組が圧倒的な差をつけていました。
最近白組の勝率が高いかなと思いながら観ていたのですが
特別審査員と呼ばれる方の投票はほとんど紅組になっていて
最終結果としては紅組優勝となっているようです。

どうやら今年の紅白は、特別審査員が10票分あり、視聴者が4票分しかないため
特別審査員の気まぐれで簡単に勝敗が変わってしまうシステムのようです。
そして、そのルールで勝敗を決める説明をしていなかったのが
一番の問題だと思います。

視聴者の投票結果をあれだけ大きな画面で表示させているのに
たった4票しかないのも不自然です。本来は特別審査員10票分
視聴者が10票分は最低限ないと不公平になってしまいますね。
(NHKは受信料で成り立っていますから、
視聴者の投票結果だけでも十分に考えています)

また、今年の紅白歌合戦は審査結果だけでなく以下3点も気になりました。

■シンゴジラの茶番
 2016年に上映されたシンゴジラをパロディーに
 歌声で渋谷にきたゴジラを機能停止させる演出がありました。
 私はシンゴジラの映画を観ていたのでネタは全部理解できたのですが
 映画を観ていない人は話についていけず置いていかれる内容です。
 公共放送にふさわしい内容であるのか疑問に思う演出です。

■スペシャルゲストのタモリ&マツコ・デラックスの茶番
 タモリ&マツコ・デラックスがNHKホール内をうろうろして
 舞台裏の様子をみせる茶番があるのですが、普通に
 スペシャルゲストとして登場させる選択肢はなかったのでしょうか?

■年配者でも楽しめる内容になっていない
 紅白の出演者を見て最初に思ったことは
 「高齢者が見ても楽しめる内容なのか?」という疑問です。
 若い人はあまりテレビを見ていません。年末に見ていても、
 紅白よりもガキ使(ダウンタウンのガキの使いやあらへんで)を
 観ている人が多いです。

 そのためテレビを見るのは高齢者が多くなりやすいのですが
 昔から出演しているベテランの方が少なく、大物俳優がいないと
 紅白ではなく、普通の歌番組に成り下がるように感じました。


2016年の紅白歌合戦は、今までの紅白とくらべて
「NHKが空回りしている」のがとても目立つ番組でした。
NHK自ら若い人のテレビ離れを加速させているように感じました。

せっかく受信料でお金に余裕があるテレビ局ですから
お金があるからできることに特化して番組を構成してほしいですね。
ユニークな番組は民放に任せるくらいがバランスがよいと考えています。
| 雑談・日常生活::普通の日記 | 20:28 | コメント(0) |
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