2013,12,21, Saturday
現在125ccスクーターはヤマハのシグナスXを使っています。
満足度の高いスクーターですが、街中ではPCXがよく走っている光景を見かけます。
ちょうど3連休で天気がよかったので、レンタルバイクでPCXを試乗することにしました。
ホンダ製125ccスクーターのPCXです。
今回はオドメーター1000km走行車の試乗です。
普段乗っているシグナスと並べてみましたが、PCXの方は一回り大きいですね。
カウルは白と黒のツートーンカラーとなっていて
シルバーウイングGTやフォルツァの面影を感じるフォルムです。
タンデムステップは金属製で丈夫な作りになっています。
PCXメーター周りです。アナログ表示の速度計がついています。
走行距離を表すオドメーターはデジタル表示で、ボタンを押すことで
トリップメーターに切り替えができます。
相模原市と厚木市の運転で、PCXの運転性能と特長を調べてみました。
主にシグナスXとの比較になります。
■まとめ(◎、○は長所 △、×は短所)
◎バランスがとりやすい
座席にバックレストがあるので、フロアステップを踏ん張ることで
しっかりとバイク本体と運転者をしっかりホールドさせることができます。
シグナスと比べると圧倒的にバランスがとりやすく運転姿勢が快適です。
◎エンジン音が静かでアイドリングストップ機能つき
PCXは非常にエンジン音が静かです。深夜の住宅街も気にせず走れます。
シグナスの空冷エンジンと違い、水冷エンジンなので振動も少ないです。
また、アイドリングストップ機能をONにしていると
停車している時に自動でエンジンが停止するようになります。
スロットルを開ければ自然にエンジンが回り始め、普段通りに発進できます。
セルモーターの音が全く聞こえないので、どういう仕組みでエンジンを
回しているのか気になりますね。
○ハンドリングが軽く曲がりやすい
今まで乗ってきたスクーターのなかでは、一番軽くハンドルを回すことができます。
自転車と変わらない感覚ですね。これには驚きました。
また車体をバンクさせるのも楽で、大柄ボディからは想像できない軽快さです。
△タイヤが細く、悪路の走破性は悪い
これは乗る前から心配してましたが、タイヤが細いので路面が悪いと
ハンドルを取られることがあります。
道路工事中の鉄板の上を走ると・・・シグナスでは安定して通過できますが
PCXだとハンドルをとられて、かなり緊張しながらの運転になります。
ハンドリングの軽さが、逆にここで副作用として働いている気がします。
悪路の走破性は50cc原付クラスに近いです。
△ライトが暗い
これもシグナスとは圧倒的な差が出ています。
シグナスでは55Wですが、PCXは30Wライトです。
HID交換すれば解決できるとは思いますが
夜間走行ではシグナスの方が安全ですね。
125ccスクーターとしては、バランスよく運転できるバイクですね。
PCXは良いとこ取りの優等生というイメージが強いです。
ただし、シルバーウイングGTにも乗っているため、共通して実感することが1つあります。
ホンダのスクーターはどれもエンジンの性能は抜群ですが
足回りでツメの甘いところがあります。丁寧な運転は当然のことですが、
ちょっとでも無理をさせると安全のマージンが一気になくなる傾向にあります。
一方でヤマハ製スクーターは足回りがしっかりしているので
フルスロットル走行や山道の運転でも恐怖はまったくありません。
スクーターはタイヤの小ささが欠点なので、足回りの性能に余裕がある
ヤマハの方が安全性は高いかもしれません。
PCXとシグナスXはキャラの違う125ccスクーターなので
今後もライバル車として、さらに進化して欲しいと感じました。
記事が長くなりましたが、私視点でのオススメを書いてみました。
■PCXをオススメする場合
・市街地や主要幹線道路の走行がメイン
・自転車みたいに安定したバランスで乗りたい方
■シグナスXをオススメする場合
・デザインのいいバイクが欲しい方
・コーナリングや傷んだ道路でも安心して走りたい方
私の場合は、PCXとシルバーウイングはキャラクターが似ていますので
125ccはシグナスXを引き続き使っていきたいと思っています。
※本日よりバイクカテゴリに「試乗レビュー」を作成しました。
※他のバイクのレビューをご覧になりたいときにお使いください。
満足度の高いスクーターですが、街中ではPCXがよく走っている光景を見かけます。
ちょうど3連休で天気がよかったので、レンタルバイクでPCXを試乗することにしました。
ホンダ製125ccスクーターのPCXです。
今回はオドメーター1000km走行車の試乗です。
普段乗っているシグナスと並べてみましたが、PCXの方は一回り大きいですね。
カウルは白と黒のツートーンカラーとなっていて
シルバーウイングGTやフォルツァの面影を感じるフォルムです。
タンデムステップは金属製で丈夫な作りになっています。
PCXメーター周りです。アナログ表示の速度計がついています。
走行距離を表すオドメーターはデジタル表示で、ボタンを押すことで
トリップメーターに切り替えができます。
相模原市と厚木市の運転で、PCXの運転性能と特長を調べてみました。
主にシグナスXとの比較になります。
■まとめ(◎、○は長所 △、×は短所)
◎バランスがとりやすい
座席にバックレストがあるので、フロアステップを踏ん張ることで
しっかりとバイク本体と運転者をしっかりホールドさせることができます。
シグナスと比べると圧倒的にバランスがとりやすく運転姿勢が快適です。
◎エンジン音が静かでアイドリングストップ機能つき
PCXは非常にエンジン音が静かです。深夜の住宅街も気にせず走れます。
シグナスの空冷エンジンと違い、水冷エンジンなので振動も少ないです。
また、アイドリングストップ機能をONにしていると
停車している時に自動でエンジンが停止するようになります。
スロットルを開ければ自然にエンジンが回り始め、普段通りに発進できます。
セルモーターの音が全く聞こえないので、どういう仕組みでエンジンを
回しているのか気になりますね。
○ハンドリングが軽く曲がりやすい
今まで乗ってきたスクーターのなかでは、一番軽くハンドルを回すことができます。
自転車と変わらない感覚ですね。これには驚きました。
また車体をバンクさせるのも楽で、大柄ボディからは想像できない軽快さです。
△タイヤが細く、悪路の走破性は悪い
これは乗る前から心配してましたが、タイヤが細いので路面が悪いと
ハンドルを取られることがあります。
道路工事中の鉄板の上を走ると・・・シグナスでは安定して通過できますが
PCXだとハンドルをとられて、かなり緊張しながらの運転になります。
ハンドリングの軽さが、逆にここで副作用として働いている気がします。
悪路の走破性は50cc原付クラスに近いです。
△ライトが暗い
これもシグナスとは圧倒的な差が出ています。
シグナスでは55Wですが、PCXは30Wライトです。
HID交換すれば解決できるとは思いますが
夜間走行ではシグナスの方が安全ですね。
125ccスクーターとしては、バランスよく運転できるバイクですね。
PCXは良いとこ取りの優等生というイメージが強いです。
ただし、シルバーウイングGTにも乗っているため、共通して実感することが1つあります。
ホンダのスクーターはどれもエンジンの性能は抜群ですが
足回りでツメの甘いところがあります。丁寧な運転は当然のことですが、
ちょっとでも無理をさせると安全のマージンが一気になくなる傾向にあります。
一方でヤマハ製スクーターは足回りがしっかりしているので
フルスロットル走行や山道の運転でも恐怖はまったくありません。
スクーターはタイヤの小ささが欠点なので、足回りの性能に余裕がある
ヤマハの方が安全性は高いかもしれません。
PCXとシグナスXはキャラの違う125ccスクーターなので
今後もライバル車として、さらに進化して欲しいと感じました。
記事が長くなりましたが、私視点でのオススメを書いてみました。
■PCXをオススメする場合
・市街地や主要幹線道路の走行がメイン
・自転車みたいに安定したバランスで乗りたい方
■シグナスXをオススメする場合
・デザインのいいバイクが欲しい方
・コーナリングや傷んだ道路でも安心して走りたい方
私の場合は、PCXとシルバーウイングはキャラクターが似ていますので
125ccはシグナスXを引き続き使っていきたいと思っています。
※本日よりバイクカテゴリに「試乗レビュー」を作成しました。
※他のバイクのレビューをご覧になりたいときにお使いください。
| 車/バイク関係::試乗レビュー | 23:59 | コメント(0) |
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