うまく試算通りの結果@Looopでんき
約1年前にブログに電力自由化の話題を紹介しましたが
自宅で使う電気を【東京電力】から【Looopでんき】へ変更しました。

いつも通り電気を使い続けてきたので、東京電力とLooopでんきの
使用量・請求額はどのような変化があったのか比較してみたいと思います。

なおブログ検索で来られた方のために簡単に自宅の概要を紹介します。
・1LDK賃貸マンションに一人暮らし
・契約アンペアは40A
・オール電化ではなく、給湯器とガステーブルにプロパンガス使用
・夏場は扇風機、冬場は石油ストーブを使用し、エアコンはほとんど使わない
・空気清浄機、24時間換気は常に動作 (消費電力20W前後)
・トイレのウォッシュレットは電源コンセントを外している
・自宅サーバやルータ、HUB2台、無線LANなどの機器が24時間365日稼働(消費電力80W)

このため、季節に関係なくほぼ一定の電気使用量になっています。
※正確には自宅にいる時間に応じて使用量が増減します。

電気使用量と請求額
Looopでんき使用量と、電力会社変更前の東京電力の使用量を
表でまとめてみました。これはシミュレーションではなく実際の請求額です。

※2015年11月は使用量が少ないですが、たまたま仕事が忙しく
 2週間近く家にいなかったので請求額がだいぶ安くなっています。

8ヶ月間の比較
時系列で並べると分かりにくいので、9月~4月の8ヶ月に期間を絞り
東京電力(2015年度)とLooopでんき(2016年度)の使用量・請求額を
比較させてみました。

比較した8ヶ月間を平均すると、平均の電気使用量(270kWh→289kWh) は
7%増えているのですが、平均請求額(7195円→6868円)は
5%安くなっていることが分かりました。

値段で表すと327円割安になっていて、1年前Looopでんきがどれくらい安くなるのか
机上で試算したときに、最低300円は安くなる予測をしていました。
ちゃんと試算通りの効果が表れたようです。

Looopでんきは、別荘など極端に使用量が少ないか、
請求額が常に8000円以上であると、さらにお得になりますが
突然電気使用量が増えても大丈夫な環境なので
もしオーブンや乾燥機を導入しても安心して使えますね。

当面の間はLooopでんきの契約を続けたいと思います。

| 買い物・導入レビュー::家電・家庭用の製品全般 | 16:22 | コメント(0) |
一発で自転車とバイクの空気入れ@エアーチャック導入
自宅では約2年前にエアーコンプレッサーを導入しています。

もともとバイク洗車後のエアブローと、パソコン内部のホコリ飛ばしのために
買ったものです。かなり便利で定期的に使っていますが
他にも用途を広げるためにエアーチャックを購入しました。

エアーチャック
エアーチャックとは、タイヤの空気入れができるためのもので
米式バルブと呼ばれるバイクや自動車のタイヤ空気圧を測定し、
空気を入れたり、逆に空気を抜くこともできます。

自転車のタイヤ空気入れにも使えたら便利かと思っていたのですが
一般的な自転車には英式バルブと呼ばれるものでありエアーチャックが使えません。

米式バルブ変換
そこで英式バルブのチューブを使っていても口金部分だけ
米式バルブへ変換するパーツを書い、自転車タイヤでも
バイク・車と同じ空気入れが使えるようにしてみました。

英式バルブと米式バルブ
通勤で使っている自転車のバルブを交換してみました。
左側にあるのが一般的な英式バルブで虫ゴムがついていますが
右側が今回取り付ける米式バルブとなります。

米式バルブにするとタイヤの空気圧が測定できるようになります。

エアーチャック起動
早速、米式バルブに交換した自転車に空気を入れてみたいと思います。
エアーチャックの電源を入れます。デジタル式なので空気圧の単位が
psiやkg/cm²、kPaの3種類から選ぶことができます。
日本ではkg/cm²とkPaが使われますので、どちらか好きな方に設定しておきます。

自転車タイヤの空気圧計測
エアーチャックのレバーをいっぱいまで引くと空気が充填されます。
あっという間に空気が入りますので、1~2秒入れて現在の
空気圧をチェックしながら少しずつ入れていくのが良いと思います。

なおレバーをいっぱいまで引かず中間くらいで握ると
空気を逃がす動作になりますので、減圧や空気を抜く際に使います。

一般的な自転車タイヤ(シティサイクル・軽快車)は300kPaが規定値となりますが
空気は徐々に抜けていくため、1割程度(330~340kPa)多めに入れ、
1ヶ月に一度点検がベストかと思います。

バイク(シグナスX)のタイヤ空気圧測定
シグナスXのタイヤ空気圧もチェックすることにしました。
前回バイク屋さんで空気を入れたのが半年前になるので
空気圧は減っているはずです。こちらは規定値が200kPaなのですが、
測定してみると160kPaしか入ってなくて20%低いことが分かりました。
こちらもすぐに210kPa空気を程度入れておきました。

タイヤ空気入れが非常に便利になりましたが、
空気圧がチェックできるというのはすごく便利ですね。
適正な空気圧をキープして、タイヤを長持ちさせたいと思います。

※FJR1300のタイヤにはバイク屋さんにて窒素100%を
 充填しているため自宅では空気は入れません。

| 買い物・導入レビュー::家電・家庭用の製品全般 | 23:59 | コメント(0) |
わかると簡単@Win10に表示される謎の端末名
自宅のメインPCを自作パソコン7号機(Windows10)にしてから
気になる挙動が1つあります。

謎のスマホ端末
ネットワーク(ネットワークコンピュータ)を開くと
自宅LANには見たことのないスマホ・タブレットのデバイス名が
表示される現象があります。

見知らぬデバイスのMACアドレスは確認可能
プロパティを見るとSony製Xperia X Performanceのようです。
私が現在持っているスマホ・タブレットはAppleのiPhone6s、
iPad Air2だけでありXperiaは買ったことがありません。

見知らぬスマホ・タブレットが表示される現象は規則性がなく
突然出現して、突然消える感じです。
また見るたびに機種名がころころ違う点も特徴かと思います。


特定の型番であれば、不正アクセスを真っ先に疑うのですが
あまりにも規則性がないため不思議に思いながら調べたところ

①家庭LAN内に、WPS機能を有効にしている無線LANがある
②Windows8、Windows8.1、Windows10が動作しているパソコンが家庭内LANに接続
③近隣住民のスマホ・タブレットがWPS機能を使って無線LANを検索する


という3つの条件が揃うと、見知らぬスマホ・タブレットが
PC上に表示される現象が発生するようです。

WPS機能とは、無線LANの接続設定をワンタッチで登録できるための機能です。
無線LANはSSIDや暗号化設定など、細かな設定を入力しないと
接続できませんが、その手間がなくなります。

WPSは無線LANとスマホで同じタイミングで自動登録を
開始させないといけませんが、自動登録が動作していない無線LANでも
WPSのリクエストを受信したら、有線LANに情報を流してしまうようですね。

Windows10の自作パソコンは有線LANのみで繋いでいますが
[WPS中の見知らぬスマホ]→[自宅の無線LAN]→[HUB]→[自作パソコン]
というルートで自動登録中の情報を拾ってパソコンに
表示されたのが原因と分かって一安心しました。これはWPSの仕様だそうです。

無線LAN設定画面(WR9500)
自宅では無線LANはノートパソコン、3DS、スマホ、タブレットを接続していますが
WPSは使わないので、この機会にWPSを無効にしました。
写真の通り、無線LANの設定画面を開いて設定を変更します。

対策完了
すると、設定変更をした瞬間にネットワークに表示されていた
デバイスが消えました。NEC製の無線LANは再起動せずに反映してくれる
設定項目がたくさんあるので、こういうときのメンテナンスが楽で良いですね。

WPSの仕様なので特に害はないと思いますが
気になる方はWPSをオフにして無線LANを運用するようにしてください。

| パソコン関係::自作パソコン・自宅サーバ | 17:20 | コメント(0) |
季節のイベント:泳げ鯉のぼり相模川
1週間前のゴールデンウイークに戻るのですが、
5月5日に地元の相模原市で開催されるお祭りに行ってきました。

泳げ鯉のぼり相模川
「泳げ鯉のぼり相模川」です。毎年ゴールデンウイークのときに
相模原市と愛川町の境にある、相模川で開催されます。
写真の通り、川を横断する形でワイヤーを張り、
一般家庭から寄贈された鯉のぼりを泳がせています。

概要
お祭りの概要はこちらです。鯉のぼりは1200尾も吊るしているそうです。
250mのワイヤーを5本かけているようです。

晴天の相模川
今年の5月5日は快晴でありながら南風が強かったので
鯉のぼりを泳がせるには一番最適な天候だったと思います。
過去にもこのお祭りは見に行っていますが、鯉のぼりが
ここまで元気よく泳いでいたのは初めてです。

かなり混雑するので、時間に余裕を持って
鯉のぼりを見るのがメインですが、屋台もたくさん出店しているので
大勢の地元民が遊びに来ます。駐車場は周辺の道路はかなり渋滞しますので
時間に余裕を持って行くようにしてください。

季節のイベントは好きなので、来年も行ってみようと思います。

| 雑談・日常生活::雑談@風景写真付き | 23:59 | コメント(0) |
正しい手続き
今日はこちらの記事を紹介します。

「謎の装置」使いセルフ給油で不正、スタンドを直撃 TBS NEWS

セルフスタンドで、本来は店員が確認して手動で
操作しないといけない作業を、自作機械を使って自動化して
不正に給油できるようにした店があるそうです。

記事に掲載されている動画を観ると、深夜帯に人件費を削るために
店員の確認・操作を自動化させているようですね。

私はバイクや石油ストーブの給油で、ガソリンスタンドに行きますが
いつもセルフスタンドで給油しています。ときどき給油操作をしたとき、
ガソリンや灯油が実際に出るまでに時間がかかるときがありました。

昔は機械の調子が悪いのかな程度にしか考えていませんでしたが
実際は店員が様子を見ていて、火気はないか、給油先には問題ないか等
目視をしてから許可をしているようです。

ガソリンは引火性の高い燃料ですから、安全に使うための
仕組みを一般人にも説明する機会があるとより良いかもしれませんね。

| 雑談・日常生活::ネットからの話題 | 20:33 | コメント(0) |
完全閉店前に試してみた
揚州商人 相模原店が3月末に閉店して1ヵ月経過しますが
閉店直前にいろいろとメニューを試してみたときの写真があるので
紹介したいと思います。

(3月15日の記事に引き続き、数日かけて試してみたものを紹介したいと思います)

担々麺
担々麺です。胡麻の風味とひき肉の味がしっかり出ていて
食べやすいです。スープはあっさりしているので細麺がベストですね。

濃厚 塩ラーメン
濃厚 塩ラーメンです。当ブログで初めて揚州商人を紹介したとき(2009年4月18日)
最初に食べたラーメンです。今回は追加料金を払いスープの濃さを
2倍にしてもらいました。

通常の塩ラーメンは野菜ベースの味が多いですが、ここは鶏の
旨味がしっかり出ていて、塩ラーメンですが味が濃厚です。

上海 焼きそば
上海 焼きそばです。見た目は肉野菜炒めに見えるかもしれませんが
しっかり麺とオイスターソースの風味が効いていて、日本の焼きそばとは
味が違っていました。

牛肉のあっさり激辛ラーメン
牛肉のあっさり激辛ラーメンです。
見た目は塩ラーメンに牛肉が乗ったように見えますがものすごく辛いです。
唐辛子は通常赤色ですが、黄金唐辛子という黄色の唐辛子を使っているため
塩ラーメンのスープに見えるようです。

担々麺より辛くて驚きましたが、こういう面白い唐辛子を
使ったラーメンは一度試してみるといいと思います。

相模原店
自宅から自転車で行ける範囲にあった揚州商人が閉店してしまうのは残念ですが
ぜひ駅前など場所を変えて再出店を検討していただきたいですね。

いままでブログはいろいろと揚州商人のメニューを紹介しました。
どれもレベルは高いのですが、特におすすめなのは
「濃厚塩ラーメン(細麺・濃さ2倍)」「揚州チャーハン」「杏仁豆腐」
「スーラータンメン(細麺)」です。もし近所にお店があったら
一度試してみてください。
| 食べ物レビュー::ラーメン・中華料理 | 23:59 | コメント(0) |
2月~4月のシダトレン効果
スギ花粉治療のシダトレンを服用して約660日が経過します。
1ヶ月前のブログ記事で、3月の花粉症の症状をお伝えしました。

あれからちょうど1ヶ月経ちましたので
現在の状況をお伝えしたいと思います。

4月に入ってからは花粉症の症状は一切発症しませんでした。

スギ花粉飛散のピークは超えていますので、直近3ヶ月を振り返ってみます。
2月と4月は、まったく症状が出ず3月にわずかに発症したものの
抗アレルギー薬を使う必要はまったくないレベルに改善
というのが2017年のシダトレンの効果になるかと思います。

今年は花粉の量が例年よりも少なかったことも一因かもしれません。
しかし2013年3月に花粉症を発症して2015年よりシダトレン治療を開始してますが
今年は花粉症になってから、もっとも症状が軽い年になりました。

今のところ治験によるとシダトレンの効果は、
◎効果があり症状がほぼなくなる⇒30%
◯効果があり症状が軽くなる⇒50%
×効果がまったくない⇒20%
となっていて、現在2年目でほぼ症状がなくなっているため
耳鼻科の先生も驚くくらいの効果が出ました。

現在も毎日シダトレンの服用を続けていて、近いうちに2年になります。
治療は3年以上必要と言われているので、この調子で頑張りたいと思います。

シダトレン関係の記事は2018年になったら再度書きたいと思います。

| 花粉症対策::シダトレン・シダキュア | 23:59 | コメント(0) |
ちょっとした工夫で耐障害性アップ@自作パソコン制作・弐
引き続き、新自作パソコンの話題です。
前々回は自作パソコン7号機の概要を紹介して、
前回は自作パソコンの組み立てをして、最低限の動作確認を行いました。

今回は、SSD取り付けとOSインストールの作業を紹介したいと思います。

■SSD取り付け
いままでメインPCのシステムドライブは
ずっとハードディスクを使ってきました。

しかし、数年前からサブPCや自宅サーバ、ノートパソコンは
徐々にSSDに置き換えていたので、起動速度の速さや消費電力の低さなど
ランニングコストが抜群に良いことは日頃から実感しています。
いよいよメインPCもハードディスクではなくSSDを導入することにしました。

SSD
いままでSSDはIntel製を買ってきていましたが、現在は
様々なメーカからSSDが販売されています。その中で容量もあり
通信速度も高速なCrucial CT525MX300SSD1を選ぶことにしました。
このSSDはメモリチップにMicron製3D NANDを採用し、
コントローラはMarvell製88SS1074が採用されています。

Marvell社は、10年近く前から私の勤務先(電機メーカ)でも製品に
使用していることもあり、その後はiPhoneにも採用されるほど
大きな実績のある半導体メーカです。かなり気合の入っている
SSDだと思い、こちらのモデルを2個買うことにしました。

SSD取り付け完了
SSDを取り付けます。通常はハードディスクと同じ
3.5インチベイに変換マウンタを介しての設置が多いと思いますが
今回購入したPCケースは、マザーボード裏側のあたりに
SSD専用の設置スペースが用意されています。しっかり冷却もできて、
邪魔にならない場所に取り付けできるのは素晴らしいです。

BIOS起動画面
SSDを取り付け、電源ケーブルとSATAケーブルを接続したら起動させます。
BIOSで2台のSSDが認識サれていることを確認します。特に問題なさそうですね。

■RAID1構築
ここからはチップセット機能のIRSTによりRAIDを構築して
Windows10をセットアップしていきます。
BIOS初期設定だとIRSTの機能が無効になっていますので、
IRSTを使うにはAHCI ModeからRAID Modeへ設定値を変更します。

IRST設定画面
RAID Modeに変更すると、電源を入れた直後UEFI BIOSの画面が出る前に
IRSTの画面が一瞬表示されるようになります。このときに
[Ctrlキー]と[iキー]を同時押しすると、IRSTの設定画面に入れます。

RAID1構築
ここで2台のSSDをRAID1にするよう設定をさせます。
ミラーリングに設定するだけなので、処理時間もかからず簡単に構築できます。
自作パソコン向けのマザーボードだと自由度がすごく高いですね。

あと、今回は新品SSDなので問題はありませんが、写真にある通り
データ保持したままRAID構築はできませんので注意してください。

RAID1構築完了
RAIDが構築できると、ステータス表示が「Member Disk」となります。
ここでは2個のSSDが別々に見えますけど、OSからは1つのディスクに見える状態です。

■Windows10インストール
Windows10 DSP版メディア
Windows10 Pro DSP版のDVDメディアを入れて新規インストールを開始します。

パーティション作成画面
Windowsのインストールになると、RAID1のことを意識することなく
パソコンが操作できます。ただし注意点が1つあり、
UEFIでDVDドライブを起動させる状態でセットアップしてください。
(GPTパーティションでシステムドライブが初期化できます)

Windows10のクリーンインストールは10分ちょっとで終わってしまいました。
インストールの段階で処理速度が圧倒的に速いようです。

完成
こんな感じで、新自作パソコンの構想が固まってから
1週間程度で完成し、今まで使ってきたPCからデータ・ソフト環境の
引っ越しに1週間ほど時間をかけ、無事に新自作パソコン7号機が
メインPCとして稼働するようになりました。

今まで作ってきた自作パソコンは、新しいパーツを使う程度の
ぼんやりしたテーマしかありませんでしたが、今回のように
「耐障害性アップ」「メンテナンス性アップ」「7~10年使う」のような
明確なテーマがあると、完成したときの達成感は全然違いますね。

コストパフォーマンスを追求するとBTO PCを選ぶ人が
どうしても多くなるかと思いますが、たまには自作パソコンに
チャレンジすると面白い発見があるかもしれません。
| パソコン関係::自作パソコン・自宅サーバ | 23:59 | コメント(0) |
黒色の多いパーツ@自作パソコン制作・壱
前回のブログ記事に引き続き、新自作パソコンの話題です。
自作パソコン7号機の概要やまとめは書きましたが
組み立ての様子を書いていなかったので紹介します。

自作パソコンの組立方法は、あまり決まりはなく
以下に紹介するのは私の自己流の組立方法です。

※ダイジェストで簡単に書きます。詳細版は近日中にホームページに掲載します。

■マザーボードを箱から出す
マザーボード取り出し
マザーボードを取り出し、机の上に置きます。
ただし、机に直接置かず黒またはグレーのスポンジを敷いておきます。
スポンジはマザーボードの箱に入っていますのでそれを利用します。
※スポンジは導電性・非導電性のものがあります。
 導電性を使う場合は通電確認せず、必ず段ボール箱の上または
 PCケースに組み込んでから通電するようにしてください。

■マザーボードにメモリ取り付け
メモリ取り付け
まずは、マザーボードにメモリを取り付けます。
メモリは取り付け・取り外しが簡単なので、どのタイミングで
作業しても問題はないのですが、私の場合は忘れないうちに
取り付けるため最初につけています。

メモリの取り付け位置
メモリを接続するスロットは2~4箇所ありますが、基本的には
どこに接続しても動作します。ただし、私が購入したマザーボードは
最初に接続する場合はスロット2(DIMM A2)、2枚取り付ける場合は
スロット2と4(DIMM A2、DIMM B2)に取り付けるように指示がありました。
指示がある場合はそれに従ってください。

■CPU取り付け
LGA1151
CPUソケットにある、マザーボードの保護カバーを外します。
LGA1151なので接点が1151点あるものになります。
保護カバーがついているほど壊れやすい場所ですので、
CPU取り付けまでに、ここに物を落とさないよう注意してください。

Intel Core i7 7700K
Intel製Core i7 7700KのCPUです。自作パソコンの部品で
もっとも値段の高いパーツで、これだけで4万円もします。
昔はCPUを買うと、純正クーラーがついてきましたが
最近は別売りのようですね。

CPU取り付け
CPUをソケットに取り付け、固定させます。
固定レバーを下ろす時にマザーボードが多少きしむ音がしますが
それくらい力がかかるのが普通のようです。固定させるには
多少力が必要です。(DDRメモリ固定と同じくらいの力)

■CPUクーラー取り付け
シリコングリス塗布
CPUクーラーを取り付けます。
まずはシリコングリスを薄く塗っていきます。
薄く塗るコツとしては、透明プラスチックの使い捨てスプーンを
ヘラの代わりにして使うときれいに薄く伸ばせます。

薄く均一に塗る
こんな感じでヒートスプレッダ(銀色の部分)が
隠れる程度に塗ります。少なすぎても多すぎても良くありません。

CPUクーラー取り付け
CPUクーラーを取り付けていきます。最近の市販CPUクーラーは
大型化してますがマザーボード裏側に補強金具をつけることが
出来るため、ケースに入るサイズであれば気軽に使うことができます。

■マザーボードをPCケース取り付け
メモリとCPU、CPUクーラーを取り付けたら
マザーボードをPCケースに入れて固定させます。
ネジ穴が決まっていますので、所定の場所をプラスドライバーで固定させます。

■VGAカード取り付け
VGAカード取り付け
VGAカード(Radeon RX460)をPCI-Eスロットに取り付けます。
ミドルレンジモデルを買いましたが、一昔前のフラッグシップモデルみたいに
立派なクーラーとファンがついています。

■電源取り付け
650W電源
電源(SSR-650RMS)を取り付けます。
80PLUSゴールドの電源を使うのは初めてです。
昔から変わっていませんが4箇所をネジ止めすることで固定できます。

電源を取り付けたら、各パーツへ電源ケーブルを接続させます。
マザーボードにはATX電源とCPU供給の電源(8ピンのEPS12V)を接続させます。
VGAカードは6ピンの補助電源コネクタを接続すれば完了です。

■基本構成での動作確認
BIOS起動
マザーボード、CPU、メモリ、VGAカードの4点だけで
正常に電源が入りBIOSが起動するか基本構成でテストを行います。
初回の電源ONはCPUが交換されたことを認識するため、
画面に表示されるまで多少時間がかかります。

無事に起動して、Core i7 7700K定格の4.2GHzで駆動していることが確認できました。
最近のマザーボードはUEFI BIOSが動くので、設定画面が
GUIになって操作しやすくなりましたね。マウス操作で設定値が簡単に変更できます。

このあとSSDやDVDドライブ、ケースファンの取り付け・配線をしていきます。
続きは次回のブログ記事で紹介します。

| パソコン関係::自作パソコン・自宅サーバ | 23:59 | コメント(0) |
新自作パソコンを7年ぶりに制作
私が使っているパソコンは、2010年に作った
自作パソコン5号機を使っています。Core i7 860を搭載して
7年間活躍してきたのですが以下の問題が顕著に現れてきました。

■問題点
・PCの電源を入れてからWindows7起動完了までに10分かかる
・動画エンコードの処理能力が不足している
・今年メインデータ用のHDDが突然死を起こしたため、急いでデータ二重化を導入したい

これらの問題を解決させるため、新しく自作パソコン7号機を作ることにしました。
※6号機は自宅サーバとしてすでに稼働しています。

■コンセプト
・7年~10年使い続けることを想定して、CPUは高性能品を使う
・起動時間の遅さが問題にならないようSSDを使う
・Intelチップセット機能IRSTのRAID1(ミラーリング)を使う
・保守性の良いPCケースを使う
・予算は当初10万円→18万円に引き上げる (CPUとSSDが高くつくため)

このコンセプトを満たすために、以下のPCパーツを購入しました。

■自作パソコン7号機 構成
自作パソコン7号機 購入パーツ
【CPU】Intel Core i7 7700K (LGA1151 4.2GHz~4.5GHz)
【MB】MSI Z270 GAMING PRO CARBON
【メモリ】Corsair CMK16GX4M2A2666C16 (DDR4 8GBメモリ2枚)
【SSD】Crucial CT525MX300SSD1 (525GB SSD 2台 RAID1)
【VGA】SAPPHIRE NITRO Radeon RX 460 4G D5 OC
【ケース】Define R5 (Black)
【電源】オウルテックSSR-650RMS (80PLUSゴールド 650W)
【CPUクーラー】Scythe 虎徹 SCKTT-1000
【OS】Windows10 Pro 64bit DSP版

いつもCPUは2万円くらいしかお金をかけないのですが
昔は自作パソコンを2年ごとに作っていたため、予算は
あまり割り当てませんでした。今回は7年以上使うことを想定して、
初めて4万円のCPUを購入しました。オーバークロック動作も
できるため長年現役で活躍してくれるものと期待しています。

本来OSはWindows7を使う予定でしたが、最新CPUがWindows10しか
対応していないため、DSP版Windows10を導入することにしました。
(Win7インストールは可能だがWindowsUpdateが動作しないように制限されている模様)

■自作パソコン組み立ての様子
自作パソコン7号機の内部
組み立ての様子については内容が多くなるため、
次回以降の記事に独立させ別途紹介していきます。

■ベンチマーク
①HDBENCH
HDBENCH
HDBENCHは桁数がオーバーして正確な値が測定できていません。
WindowsXP時代まではベンチマークの指標として使いましたが
今回をもってベンチマークとしての測定は終了します。

②super PI 104万桁:8秒 ※1コアのみの動作

③FFベンチ3(LOW/HIGH):約12500/約11500

④FF XIVベンチ(DirectX9版、高品質デスクトップPC):8772

⑤CrystalDiskMark:HDDより書き込み速度が5倍以上、読み込み速度が10倍以上になる
CrystalDiskMark
※CT525MX300SSD1はRead 530MB/s、Write 510MB/sの仕様となっています。
 2台使いRAID1を構成しているため、読み込みは約2倍の速度が出ています。

⑥Windows10エクスペリエンス インデックス
※GUIで実行できないためCUIでコマンド実行して測定しています
Windows10エクスペリエンス インデックス

⑦CPU MARK:12108
CPU MARK

詳しいパーツ紹介は後日記事にしますがこんな感じで、
今までの自作パソコンの中では一番気合の入ったスペックになりました。
パーツ名で検索すると、どの部品も安くはありません。

自作パソコン5号機(左)と新自作パソコン7号機(右)
自作パソコンの組立作業は好きなのですが、Windowsを
新規インストールしてからドライバやソフトのインストール、クラウドの再設定など
ソフト側の環境構築が複雑すぎて大変なので、なるべく再インストールをしたくないことから
メインPCの使用年数が徐々に伸びてきていると思います。


今回の自作パソコン7号機のおかげで、5号機の問題点をすべて解決できました。
①起動時間の問題
 起動時間10分→起動時間30秒に短縮 (20倍高速化)
②エンコード処理の問題
 CPU処理速度が約3倍に向上
③HDD突然死の対策
 寿命の長い大容量SSDを導入してRAID1ミラーリング構築
 数値化して比較するのは難しいですが、HDDの故障率を
 約2%と仮定した場合、RAID1構築の突然死の確率は計算上
 約0.04%となり故障率は約50分の1に低減
 ※設計不良や外部要因によって同時に壊れる確率は
   もう少し高いと思いますが、家庭内の用途では
   特に気にする必要のない故障率と考えています。


また、自作パソコン7号機は消費電力がかなり下がりました。
今まで使った5号機とワットチェッカーで比較してみたところ、以下の結果となりました。

自作パソコン5号機:アイドル時170W ベンチマーク時220W
自作パソコン7号機:アイドル時50W ベンチマーク時120W 

つまりアイドル時は70%も省エネであり、
ベンチマーク時でも45%省エネになったという驚きの結果が出ました。

SSDで可動部品が減ったことと、80PLUSゴールドの電源を使用して
変換効率が上がったこと、CPU、VGAカード、マザーボードの
省電力機能がかなり進歩した結果だと思います。

久しぶりの自作パソコン制作でしたが、予想以上に収穫がありました。
設計コンセプトにあったように7~10年は現役で活躍できるよう頑張って欲しいと思います。

| パソコン関係::自作パソコン・自宅サーバ | 23:59 | コメント(2) |
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